執筆者:水口貴博

面接の受け答えが上達する30の心得

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褒めてくる面接官は、基本的に裏があると思っていい。

褒めてくる面接官は、基本的に裏があると思っていい。 | 面接の受け答えが上達する30の心得

「学生時代はアルバイトを頑張っていたんですね。努力家ですね」

「TOEICのスコアがいいですね。かなり頑張って勉強されたのですね」

「ボランティアも経験があるのですね。素晴らしい。前向きで偉いですね」

こう褒められると、嬉しく感じ、つい上機嫌になるでしょう。

誰でも褒められるのは嬉しく、気持ちが舞い上がるはずです。

しかし、やたら褒めてくる面接官こそ、要注意。

基本的に裏があると思っていいでしょう。

応募者を褒めることで油断させ、本性を暴き出そうとする作戦です。

言葉は優しくても、心の奥では、しっかり評価の目を光らせているはずです。

嬉しい言葉におだてられ、うぬぼれていると、言葉遣いや態度が乱れやすくなります。

褒めてくる面接官でも油断せず、社会人らしい受け答えを維持しましょう。

では、褒められたとき、どう答えるのが好ましいのか。

まず、うぬぼれないことです。

そして謙虚な姿勢を保ちつつ、前向きで向上心があることを表現しましょう。

「ありがとうございます。しかし、まだまだ未熟者です。今後も精進を続けて参ります」

こうした一言がさっと返せると、好印象になり、面接官によく覚えてもらえます。

面接の受け答えが上達する心得(4)
  • 褒めてくる面接官でもうぬぼれず、謙虚で前向きな姿勢を維持し続ける。
立派に思える自己PRでも、違法や非常識な内容では、評価を落とす。

面接の受け答えが上達する30の心得

  1. 面接の第一印象は、最初の3分で決まる。
  2. 目的のわからない質問をする面接官の意図とは。
  3. 自己PRは、頑張ったことをアピールすることではない。
  4. 褒めてくる面接官は、基本的に裏があると思っていい。
  5. 立派に思える自己PRでも、違法や非常識な内容では、評価を落とす。
  6. 人によって定義が異なる質問には、どう答えるのが適切か。
  7. 面接は、聞かれたことを答える場ではない。
    企業に貢献したい気持ちをアピールする場。
  8. 緊張しているときの自分の反応を思い出せば、必要な対策が見えてくる。
  9. 水商売の経験は、隠すべきか。
  10. 成功談でも、該当者が多ければ、控えたほうが無難。
  11. 「御社が第1志望」では、平凡すぎる。
  12. 特定の質問を聞かれないようにするテクニック。
  13. 面接とは、お見合いのようなもの。
    お互いが選び合う、対等な立場。
  14. 長所を主張するつもりが、短所の露呈になっていないか。
  15. 「など」を省けば、言葉の印象が強くなる。
  16. 面接で複数の質問をするときに心がけたいマナー。
  17. 爽やかな笑顔は、あるものではなく、作るもの。
  18. 大きな成果だけでなく、少しの上達でも、自己PRになる。
  19. なぜ尊敬する人に「親」とは答えていけないのか。
  20. 実感や親しみを得やすい回答のほうが、面接官にも受け入れられやすい。
  21. 丁寧な言葉遣いも、言い方がだらしないと、悪印象。
  22. 悪い過去を正直に話すか。
    嘘をついて切り抜けるか。
  23. 面接で、両親を否定されたときの答え方。
  24. 話を弾ませるはずの相槌が、相手を不快にさせていませんか。
  25. うなずきには2種類ある。
    小さなうなずきと大きなうなずき。
  26. 縁故関係の自慢は、かえって本人の印象を下げる。
  27. 特に笑顔が必要な、2つの瞬間とは。
  28. 面接で笑顔は必須。
    ただし、常に笑顔ばかりも悪印象。
  29. あなたが思う真正面は、本当に真正面か。
  30. 恥ずかしくても、完全に正面を向いたほうが、確実に好印象。

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