自分ではうまくできているつもりでも、実際は、できていない場合があります。
たとえば、笑顔になったときです。
自分では口角を左右対称に上げているつもりでも、実際は片方だけがつり上がり、左右対称になっていない場合があるでしょう。
この状況と同じで、あなたが真正面を向いたとき、実際は真正面になっていない場合があります。
少しでも下向きになっていれば、元気がなさそうに見えるでしょう。
少しでも上向きになっていれば、偉そうな表情に見えるでしょう。
少しでも、左右どちらかに傾いていれば、興味関心がなさそうに見えます。
わずかな角度で、相手に与える印象がずいぶん変わるものです。
面接で適切なのは、完全な真正面です。
そこで真正面を向いたとき、本当に真正面になっているか、一度確認しておくといいでしょう。
鏡の前で、目をつぶったまま、一度真正面を向いてみます。
それから目を開いたとき、角度を確認してみます。
本当に真正面になっているでしょうか。
もしずれているようなら、正しい角度を意識します。
正しい位置が確認できれば、いつでも正しく真正面を向けるよう、体に覚えさせておきましょう。