「失礼いたします」
面接室に入るときの挨拶言葉です。
さて、この一言を発するときの様子を振り返ってください。
言葉ではなく、言い方です。
「失礼いたします」が「失礼いたしまーす」になっていないでしょうか。
言葉の最後が、間延びした状態です。
「失礼いたします」と「失礼いたしまーす」は、言葉は同じでも、相手に与える印象が違います。
言葉遣いは丁寧でも、言い方がだらしないと、締まりのない印象を与えます。
丁寧な言葉遣いも、言い方がだらしないと、悪印象なのです。
自分ではきちんと言っているつもりでも、よく聞くと、間延びした言い方になっていることが少なくありません。
堅苦しいように思えますが、面接では、少しでも丁寧な対応を心がけるのが得策です。
自分の言い方をよく確認して、はきはきした言い方を心がけましょう。
この心がけは「失礼いたします」という言葉だけに限りません。
「ありがとうございます」「頑張ります」「よろしくお願いいたします」など、ほかの言葉でも同じです。
間延びではなく、はきはきした言い方が大切です。