「当社の志望順位を教えてください」
「当社の志望度は、どのくらいですか」
たとえ志望順位が低くても、第1志望と答えるのが賢明です。
「御社は第3志望です」と聞いて、嬉しい面接官はいないでしょう。
「その企業に行けばいいではないか」とあしらわれ、選考で落とされる可能性が一気に高くなります。
志望順位を質問されたときは、どの企業でも「御社が第1志望」と答えるのが必須です。
「嘘を言うことになるのではないか」
そう思う人は、考え方に少し誤解があるようです。
そもそも「第1志望は1つでなければいけない」と思い込んでいるのではないでしょうか。
いいえ、1つである必要はありません。
第1志望の「第1」とは「特に志望度が高い」という意味です。
特に強く志望している企業が複数あるのは、ごく自然です。
したがって、志望度が高い企業を、第1志望としてひとくくりにすれば、筋の通った回答になるのです。
ちなみに「断然」という言葉をつけると、意味をさらに強調できます。
「断然、御社が第1志望です」と言えば、第2志望以下とは、大きな差をつけて首位であることを強調できます。
第1志望と答えるだけでは平凡すぎると思う人は、取り入れてみるといいでしょう。
「受ける企業はすべて第1志望」という気持ちで挑むことです。
第1志望であることがしっかり伝われば、面接官は笑顔でうなずくでしょう。