執筆者:水口貴博

時間を増やす30の方法

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物をいただいたときだけでなく、時間をいただいたときも、きちんとお礼を言おう。

物をいただいたときだけでなく、時間をいただいたときも、きちんとお礼を言おう。 | 時間を増やす30の方法

私たちは、人から物をもらうことがあります。

お歳暮、お中元、誕生日プレゼント、記念日の贈り物。

友人が旅行に行ったとき、お土産をもらうこともあるでしょう。

プレゼントとして、価値のあるものをいただきます。

きっとあなたは物をもらったとき、きちんとお礼を言っていることでしょう。

お菓子・小物・宝飾品など、物質的な物であれば、もらった実感が湧きます。

形や重さがあって、きちんと触れることもできるので、はっきり存在を認識することができます。

ところが、時間をもらう場面となると、急にお礼がおろそかになりがちです。

時間は、もらった実感が湧きにくいので、お礼も言い忘れやすい

時間は、形も重さもありません。

触れることはもちろん、におうことも味わうこともできません。

存在を認識するのが難しいため、時間をもらっても、実感が湧きにくい。

もらった実感が湧きにくいので、お礼も言い忘れやすい。

ここが注意ポイントです。

実感が湧きにくいとはいえ、価値のあるものをもらっていることに変わりはありません。

むしろ時間をもらったときこそ、しっかりお礼を言いましょう。

時間をもらうのは、お金をもらっているようなもの

「時は金なり」という、時間の尊さを教えた格言があります。

「時間は、お金のように貴重で価値のあるものだから、無駄に浪費してはいけない」という意味があります。

時間はお金ではありませんが、お金と同じくらい価値があるものです。

それに気づけば、時間をもらったときも、お礼を言うべきであるとわかるでしょう。

「時間をもらうのは、お金をもらっているようなもの」と考えても大げさではありません。

人に時間を割いてもらうことは、時間をプレゼントされたのと同じこと

時間は気づきにくい存在ですが、だからこそ敏感になって気づいてください。

時間意識を高め、時間感覚を研ぎ澄ませましょう。

特に時間のやりとりをする場面は、注意深くなっておくほうがいいでしょう。

たとえば、忙しい人と会うことになったとします。

これは、相手から時間をプレゼントされたのと同じです。

「貴重なお時間を割いていただいてありがとうございます」

時間をもらったことにお礼を言うことが当然と思えるでしょう。

時間を大切にする人は、人からも時間からも愛される

時間は、形も重さもない存在です。

だからこそ敏感になっておくことが大切です。

時間をもらったら「時間をプレゼントされた」と考えてください。

たとえもらった時間が1分であろうと、時間をプレゼントされたのと同じことですから、きちんとお礼を言うことが大切です。

物質的なプレゼントだけでなく、時間的なプレゼントにも注意を向けてください。

もらった時間に気づき、きちんと感謝できる人は、人間関係もうまくいきます。

時間を大切にする人は、人からも時間からも愛されるのです。

時間を増やす方法(6)
  • 時間をいただいたときも、きちんとお礼を言う。
時間の流れ方は、呼吸で決まる。

時間を増やす30の方法

  1. 時間は自然と増えるものではない。
    時間を増やすには、意識的な取り組みが必要。
  2. 時間を増やすことは、時間の価値を上げること。
  3. 目が覚めたらさっと起きることを習慣にすると、時間が増える。
  4. 平気で人の時間を奪っていく人は、時間泥棒。
  5. 準備は、時間テクニックの基本。
    準備に時間をかけることは、時間を増やすことになる。
  6. 物をいただいたときだけでなく、時間をいただいたときも、きちんとお礼を言おう。
  7. 時間の流れ方は、呼吸で決まる。
  8. 物を減らすと、時間が増える。
  9. 「間に合わない」と諦めるのではない。
    間に合わせるのだ。
  10. 即決が、時間をどんどん増やしていく。
  11. 時間で大切なのは、量ではなく質。
    時間がなくても、集中力があれば、いい時間を過ごせる。
  12. 自動化できるものは自動化させて、自由な時間を手に入れよう。
  13. 4分の1まで進んでつまらないなら、途中でやめていい。
  14. なぜ「ついでに何かありませんか」と言う人は、時間が増えるのか。
  15. 手間暇のかかった情報を買うことは、時間を買うことになる。
  16. 時間の安売りは、悪魔に魂を売るのと同じこと。
  17. ニュースのチェックをやめるだけで、時間がどかんと増える。
  18. 隙間時間だけでは、成功できない。
    成功するためには、まとまった時間が必要。
  19. 初心者は、つべこべ言わず、型を学ぶことから入るのが正解。
    型を学ぶことで、多くの時間を節約できる。
  20. 手書きのお礼状に時間をかけることは、自分の時間を増やすことになる。
  21. 隙間時間の最小単位は「10秒」。
  22. 「通勤時間は仕方ない」と諦める人は、成功できない。
    「通勤時間は無駄」と考える人が、成功する。
  23. 「一度始めたことは最後までやり遂げる」という根性論にとらわれていませんか。
  24. 「少しくらい遅刻してもいいだろう」という油断が、遅刻癖の始まり。
  25. 探し物の時間が目立つなら、掃除と整理整頓を忘れている証拠。
  26. やらないことリストを作成すると、時間が増える。
  27. 隙間時間にすることを、用意しておく。
  28. 自炊をやめて外食か弁当にするだけで、圧倒的に時間が増える。
  29. 専門的なことは、専門家に頼るのが正解。
    解決の時間短縮だけでなく、自分の時間を増やすことにもなる。
  30. もたもた決断しない。
    さっと決断する。

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