ヒューマンエラーが発生する当たり前の要素に「わからないことはわからない」ということがあります。
わからないまま作業を進めると、どうなるのかというと、失敗やミスをします。
当たり前のことです。
作業の中で、わからない部分があったときには、理解も作業もできるはずがありません。
わからないものは、わかりません。
本人も、自分が理解不足だとわかっているはずです。
では、作業前に自分が理解不足だと知っていながら、なぜ質問することができないのでしょうか。
恥ずかしいからです。
聞くと頭が悪いと思われ、恥ずかしいから質問できません。
この恥ずかしい気持ちは、ヒューマンエラーをなくすために、最初に捨てなければなりません。
変にプライドを持っている人ほど、要注意です。
頭の固い人ほど、質問するとプライドに傷がつくので、知ったかぶりをします。
いつか大失敗を犯してしまいます。
まず、知らないことをなくすために、責任者に質問することです。
質問は、責任者にとっても、作業者がどのくらい理解しているのかを把握できます。