そもそも作業をする環境が悪いと、ヒューマンエラーも発生しやすくなります。
作業をするデスクの上には、作業に必要な物以外は置きません。
作業に必要な物だけを置きます。
これくらい大丈夫だと思っても、思わぬところで大変なことになります。
たとえば、ジュースです。
これくらいいいじゃないか、と思います。
しかし、作業中にうっかりジュースをこぼしてしまうことは大いに考えられます。
蓋のないジュースなら、資料やキーボードを汚す可能性があります。
こぼせば、拭く作業が新たに発生します。
デスクを拭いている途中に、キーボードをうっかり押してしまい、大事故につながります。
たとえ蓋のついているジュースでも、横に倒れたときに、将棋倒しでほかのものを次々と倒してしまうことがあります。
また倒れた勢いで、誤ってキーボードを押しかねません。
作業をするデスクの上には、作業以外のものは徹底的に置かないことです。
ある調査結果によると、交通事故を起こす車には、車内にアクセサリーや人形がたくさん置かれている車が多いとのことです。
人の命を乗せる車の中に、邪魔なものがたくさん置かれているということです。
カーブを曲がったり停止したときに、アクセサリーや人形が倒れたり、動いたりして運転の邪魔をします。
思わぬ事故につながっているとのことです。
プロのレーサーの車内には、アクセサリーや人形は置いていません。
本当に安全を意識した車のプロほど、仕事に必要な物以外は置いていません。
特に命に関わる場面では、絶対に守ってほしいところです。
1回のミスが、取り返しのつかないことになりかねません。