音読は、効果的な勉強には欠かせません。
勉強の本質とは、理解して、記憶することです。
効果的に「記憶」をするためには、たくさんの刺激を脳に送ればいい。
刺激が大きければ大きいほど、脳は一発で覚え、忘れません。
過去の思い出で、いい出来事より悪い出来事のほうが鮮明に覚えているのは、悪い出来事のほうが刺激は大きいからです。
刺激が大きいことで、脳は深く記憶を刻み込みます。
普段、私たちは、教科書を読むときには目視をします。
教科書を読んでいて眠くなるあなた。
もしかして、黙読していませんか。
目視は、視覚しか使っていないので刺激が小さく、だから眠くなります。
教科書を読んでいて眠くなったら、音読をしましょう。
音読をすれば、目が覚めます。
目で読み、声を出し、声を耳で聞きます。
目・口・耳の3つを使って勉強することになるので刺激が大きくなり、覚えやすくなる上、忘れにくくなります。
さらに余裕があれば、立って音読をしましょう。
席に座っているのではなく、立って音読をすれば、刺激はさらに大きくなります。
目・口・耳・足の4つを使って勉強することになるので、絶対に眠くなることはありません。
勉強の達人は、音読はもちろん、立って音読をするのです。