テストとは、覚えていることをどのくらいアウトプットができるかを、試す試験です。
今、覚えていること、理解できていることを試し、一般的に0から100のスコアで数値化します。
アウトプットをするために何が必要かといえば、当然、インプットです。
インプットができていないのに、アウトプットをしようとしても、できません。
知らないことを答えろと言われても、知らないものは知りません。
当たり前のことですが、わかっていない人が多いようです。
勉強の手始めに、問題集やテストから手をつける人がいます。
学習初期の段階で、どのような内容で問題が出題されるのか「雰囲気」をつかむために、問題集やテストをするならいいでしょう。
「出題の形式」や「傾向」をつかむために、初めに実際の模擬試験を受けて、雰囲気をつかむならかまいません。
しかし、受けるとしても、3回で十分です。
雰囲気、傾向、対策などをある程度つかめば、テストや問題集はしばらく休みましょう。
基本は、インプットです。
ひたすら教科書を読んで、インプットをします。
「インプット90パーセント」と「アウトプット10パーセント」です。
大きな偏りでかまいません。
教科書の隅々まで読んで、理解して、記憶します。
十分なインプットによって自信がついてから、問題集やテストに着手して、アウトプットの出来栄えを確認するのです。