大学受験では、早く志望校が決まった人ほど、合格率も高くなる結果があります。
事実、本当です。
合格に必要な科目がわかり、早い段階から試験対策を進めることができますから、合格率も高くなります。
受験日までに必要な勉強を絞ることができるので、エネルギーや時間も無駄が少なくなります。
虫メガネのように、集中とエネルギーは一点に絞るほど、高い効果を発揮します。
自分の進むべき道を決めることで大学が決まり、進むべき大学が決まることで必要な勉強がわかります。
さて、ここからが本題です。
勉強以上に大切なことが、そろそろ見えてきませんか。
あなたは「将来、何がしたいのか」という人生の大きな目的です。
何がしたいのかという目的がなければ、必要な職業や道もわかりません。
進む道を選べなければ、行くべき大学もわからず、必要な勉強もわかりません。
広く浅くという勉強では、勉強量が膨大になるためスコアが取れず、逆にどんな試験にも合格できなくなります。
まず、自分について徹底的に考えます。
「英国理数社」という基本5科目より、はるかに重要な科目があります。
「自分」という勉強です。
自分の好きなこと・やりたいこと・夢を、はっきりさせることです。
夢を紙に書き、明確にして、夢を達成するために、必要な目標を掲げます。
早く大学を決めることができ、勉強における必要な科目を絞れます。
ゆえに、合格率も高くなります。
合格する人は、自分の人生の目的を語ることができます。
私が小学生のころ「動物博士」と呼ばれる友人がいました。
実家が魚屋さんで、小さなころから生き物に触れているため、魚のみならずさまざまな動物に興味を示して、本を読んでいました。
結局その人は、今、動物病院の先生になっています。
早い時期から「動物に関わる仕事がしたい」夢があったので、必要な勉強を絞ることができ、ストレートで大学に合格しました。
動物病院の先生になるという夢を達成することができたのです。