執筆者:水口貴博

成績が上がる30の勉強法

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歴史は、漫画を読んで流れをつかむ。

歴史は、漫画を読んで流れをつかむ。 | 成績が上がる30の勉強法

賢い人は、まず漫画を読みます。

サボっているのではありません。

暗記の前に「流れをつかむこと」から始めます。

勉強には「理解」と「記憶」があります。

記憶の大前提は、理解です。

理解をして、初めて記憶できます。

理解を伴わずに記憶することを「暗記」といいます。

理解という流れが伴っていないので、暗記をして記憶ができても、すぐ忘れます。

記憶を保持するのは、流れであり、理解です。

流れも理解もできていない暗記は、記憶を保持するネットワークがないので、あっという間に忘れてしまいます。

勉強が上手な人は、まず理解をするために、流れがつかみやすい漫画を読みます。

歴史の教科書もいいのですが、あまりに淡々と事実だけが述べられ、登場人物の顔や喜怒哀楽までは記載されていません。

歴史漫画では、登場人物の顔がわかり、喜怒哀楽を通して物語が進んでいきます。

理解しやすく、覚えやすくなります。

日本史でも世界史でも、必ず「争い」が登場します。

「争い」の背景には、必ず「原因」と「結果」があります。

争うことになった原因と、争った後にどのような結果になり、世界にどのような影響を及ぼしたのかを、流れを追って理解します。

忘れにくくなります。

漫画を通して、大局的な歴史全体の流れをつかみます。

全体の流れをつかんでから、人の名前や年号などを細かく覚えます。

全体的な流れがつかめたら、歴史の教科書に戻り、人物の名前、年号などを細かく覚えます。

「森を見てから、木を見る」という勉強法は、すべての科目において普遍です。

漫画だからとはいえ、侮ってはいけません。

効率のよい勉強には欠かせない起爆剤になるのです。

成績が上がる勉強法(6)
  • 歴史は、漫画から読み始める。
100点を目指さない。
90点も取れれば十二分。

成績が上がる30の勉強法

  1. 「ノートに書く1時間」と「記憶に集中する1時間」は、まったく別物。
  2. アウトプットは、インプットが大前提。
  3. まず1冊の教科書を使って、徹底的に勉強する。
  4. どんなに古臭い本でも「王道」と言われる本を1冊は持っておくこと。
  5. 勉強には、王道の5段階がある。
  6. 歴史は、漫画を読んで流れをつかむ。
  7. 100点を目指さない。
    90点も取れれば十二分。
  8. 基本5科目「英国理数社」より、はるかに重要な「自分」という科目がある。
  9. 勉強は、夜より、朝する。
  10. 本当に勉強ができる人は、ノートを取らず、教科書に書き込む。
  11. ノートオタクにならないこと。
  12. 勉強に、生理現象の我慢は禁物。
  13. 効果的な勉強に「音読」は当たり前。
    勉強の達人は「立って音読」をする。
  14. トイレ・お風呂・自室の壁を、最大限に活用する。
  15. 区切りや制限時間を作ると、頭がしゃきっとする。
  16. 試験日は、最初に決めてしまう。
  17. 勉強にお金を惜しむと、成績が伸びない。
  18. 予習より、復習に力を入れよう。
  19. 重要な情報は、もったいぶらずに共有する。
  20. 質を求めた勉強は失敗する。
    スピードのある勉強が成功する。
  21. 復習効果を倍増させるには「1人授業」が効果的。
  22. 睡眠時間を削ってまで、勉強をしない。
  23. 勉強のできる人は、パンよりご飯を食べる。
  24. ガムを噛めば、頭の回転がよくなる。
  25. テストの復習をする最もよいタイミングは、受け終わった直後。
  26. 必要な科目が決まったら、必要ない教科は徹底的に捨てること。
  27. 疲れにくく継続ができる勉強は、耳からしよう。
  28. 「鉛筆とノート」より「ボールペンと紙」のほうがいい。
  29. 音楽を聴きながらする勉強は、効果的なのか。
  30. 合格した後の自分を想像しながら、勉強する。

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