行動できない人に共通するのは「間違ってはいけない」という心の習慣を持っていることです。
「間違うと笑われる。頭が悪いと思われる。ばかだと思われる」
そうした恐怖感に怯えています。
なぜそういう気持ちがわかるのかというと、私も以前、同じように考えていたからです。
みんなの前で恥をかくことが恥ずかしくて「間違ってはいけない」と考えていました。
いつも行動するのが怖くて、びくびくしていました。
いつもびくびくしていることにだんだん疲れた私はある日、思い切って逆のことをしてみました。
「間違っても大丈夫。大したことはない」
すると、気が楽になり、行動しやすくなったのです。
「間違っても大丈夫」と考えると、誰かに許してもらえたような気になります。
まず、気楽に生きるために、ここからスタートしましょう。
正解する必要はありません。
誰でも最初はわからないのですから、知らなくて当然です。
間違ってもいいのです。
「最初から正解する」という前提で行動しようとすると、完璧を求めてしまいます。
行動できなくなります。
以前の私のように、笑われるのではないかとびくびくすることになるからです。
「間違ってから、正解を知る」という順番でいいのです。
これなら完璧である必要はありません。
最初に間違ってもいいという前提があると、気が楽になり、行動しやすくなります。