勉強でも仕事でも「締め切り」をつけることは、重要です。
「時間があったときにしよう」と思っていると、いつまで経っても行動しないのが人間です。
具体性に欠けるため、行動に移しにくくなるからです。
しかし、締め切りがあると、活力と緊張感があふれます。
締め切りというラインが引かれることで、具体的になるからです。
「計画を立てよう」「頑張るぞ!」とやる気が出ます。
効果的で私もおすすめですが、これも使いようです。
締め切りの効果には、副作用があります。
時間に気をとられるため、楽しさや面白さを味わいにくくなることです。
明日の12時までに、この勉強を片付けようという締め切りの効果は、計画も立てやすくなり、やる気も出ます。
しかし、忙しくなるがゆえに、勉強の楽しさを忘れがちになります。
時間と速さを優先させて、せっかくの楽しさを見失ってしまう場合もあります。
ときどき、あえて締め切りをなくすのも大切です。
私は基本的に、締め切りをつけて仕事や勉強をするタイプです。
しかし、基本的な姿勢であって、たまにはサボります。
疲れるときもあります。
そんなときには、わざと締め切りをなくしてしまい、自分のペースで進めていくようにしています。
もちろんペースは落ちてしまいますが、本来の仕事の楽しさ、勉強の面白さを取り戻せます。
本質を味わうためには、時間を気にせず、のんびりしたいときもあります。
生活の中にオンとオフを作り、たまには締め切りのない生き方をしてみませんか。
そのほうが、気楽だからです。