疲れるのはいいのです。
疲れることは本来、良いことです。
しっかり頑張った証拠です。
仕事とは、何でしょうか。
するものと考えるのではありません。
極めるものです。
人生におけるチャンスは、はっきりチャンスとわかる形では登場しません。
どちらかと言えば、あなたにストレスを与える存在として現れ、近づいてきます。
そのため多くの人が、チャンスはあっても、なかなか気づけません。
「もう無理」
そう言いそうになったら「まだできる」と言い換えてみましょう。
現実がダメになるから、諦めるのではありません。
すごいという言葉を求めていませんか。
残念ですが、すごいという言葉を求めているうちは、実際に言われたとしても、まだすごくありません。
すごいという言葉を求めているのは、まだ十分自信がない証拠。
大きな仕事ができるようになりたければ、小さな仕事を大切にすることです。
大きな仕事だから、大きな仕事を大切にするのではありません。
大きな仕事だから、小さな仕事を大切にするのです。
苦しくてつらいときは、こう考えましょう。
「試されている」と。
相手は、あなたの外見を一目見ただけで、どんな人なのかわかりません。
上司や顧客からの厳しい言葉を言われたとき、どう思うかです。
上司から仕事の誤りを指摘される。
顧客から難しいクレームを突きつけられる。
気持ちのよい夜を迎えるポイントは、夜ではなく、昼間です。
昼間に仕事をサボると、夜が大変です。
仕事の内容が中途半端になると、仕事が終わっても気になってしまいます。
みんなに好かれようと思うと、いい仕事はできません。
もちろん人間関係が不要というわけではありません。
円滑な人間関係があるから、協力関係ができ、大きな仕事を成し遂げることができます。
「最近のお客さまは、わがままですよね」
そんな声を耳にすることがあります。
お客さまからの要望やクレームが増えると、対応しきれず、つい弱音を吐いてしまいがちです。
ミスをしたときは「なぜこんなところで間違えたのだろうか」と思うでしょう。
特に小さなミスであればあるほど、自分の鈍さに情けなくなるもの。
しかし、あまり自分を責めるのはよくありません。
仕事は誰のためにするのでしょうか。
「上司から与えられた仕事は、上司のためにする」
「会社から与えられた仕事は、会社のためにする」
目線を下げないことです。
目線を下げると、消極的になります。
「うまくいかないのではないか」
目線と気持ちには、相関関係があります。
目線を下げると、気持ちが沈んで消極的になりますが、目線を上げると、気持ちが明るくなって積極的になれます。
「今すぐしよう」
平凡かどうかは関係ありません。
大切なのは、長く続けられるかどうかです。
多くの人が「平凡だから」という理由で諦めます。
「ああ、仕事を辞めたい」
「上司が苦手で、地獄の日々だ」
そんなときは、こんなイメージをしましょう。
早く結果を求めていませんか。
早く結果を求めると、早く結果が得られるのでしょう。
「それでいいではないか」と思いますが、要注意。
仕事の楽しみは、どんなことにあるのでしょうか。
簡単な仕事の中にも、楽しみはあります。
シンプルな作業であっても、達成感や充実感を楽しむことはあるでしょう。
逃げても逃げても追いかけてくる困難。
振り切ろうとしても振り切れない困難。
しつこく追いかけてくることには、何か意味があります。
仕事でうまくいかなかった怒りをどうするかです。
仕事で怒りを感じてもいいのです。
大切なのは、その怒りのぶつけ方です。
今、担当している仕事は、単なる脇役かもしれません。
主役を支えたり助けたりする仕事です。
本当は、脇役ではなく主役をしたいと思うときもあるでしょう。
あなたは今日も、地味な作業をしました。
何度泣きそうになったことでしょう。
何度やめようと思ったことでしょう。
能力の高い人は、すべてを自分でやろうとする傾向があります。
「仕事は、すべて自分でやる」
「1人で仕事をやったほうが楽」
叱られたとき、どんな気持ちになりますか。
叱られたときの言葉にもよりますが、落ち込んだり腹が立ったりすることが多いのではないでしょうか。
たしかに普通の反応かもしれませんが、それでは改善がありません。
日中に頑張って仕事をしたものの、一部が消化できないことがあります。
仕事が残ってしまうのは、どことなく後味が悪く、気持ち悪い感覚です。
仕事が気になって、夜は寝付きが悪くなるかもしれません。
今日の目標の立て方には、2種類あります。
(1)「今日はここまでやろう」
(2)「今日はできるところまでやろう」
全力を尽くしたにもかかわらず、残念ながら、報われないことがあります。
持てる力はすべて発揮したものの、わずかに及ばず、それに見合う結果が出なかった。
「情けない」「悔しい」と思って、体が震えるでしょう。
習い事とは何か。
習い事とは、自分を高めるために、師匠から習得する事柄です。
もし仕事がつらいなら、習い事のつもりで取り組んでみましょう。
好きな仕事ができるなら、十分です。
世の中には、好きでもない仕事をしている人がたくさんいます。
好きでもない仕事をせざるを得ない状況になり、身動きが取れない人がたくさんいます。