私がいつも本を書くときには「制限時間」を設けて書くようにしています。
1冊の本を1週間以内で書くようにしています。
制限時間を設けて書いているのは、質を高めるためです。
「ゆっくり書いたほうが質は高くなるのでは?」
そう思うかたもいらっしゃることでしょう。
実際に書いている私が感じているのですが、制限時間を設けたほうが、質が高くなります。
時間という緊張感が、脳の回転を速くさせるからです。
もし、1冊に1カ月も時間をかけていれば、だらだらのんびり書くことでしょう。
だらだらのんびりした気持ちでは、書いていてもよい作品は書けません。
頭の回転が遅くなり、よいアイデア、発想、構想が思い浮かばなくなるからです。
「制限時間」を設けたほうが、頭の回転が速くなるのです。
自分に厳しくしたほうが脳は活性化され、頭の回転が速くなります。
結果として、作品の質も向上するわけです。
事実、以前にゆっくり書いた作品がありましたが、だらだらした精神状態は、作品にも反映されていました。
スピード感がなく、面白くありませんでした。
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制限時間を設ける。
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脳が緊張して、活発に活動する。
↓
活発に活動するから、よい発想やアイデアが思い浮かぶ。
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結果として、作品が書ける。
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制限時間は、たしかに苦しいものです。
しかし、脳は活性化されるのです。