テレビをつけていると、勝手に情報が流れます。
気になる情報もありますが、実際、どうでもいい情報が大半です。
朝からニュースを見ていると、殺人事件の話や事故で人が死んだニュースも流れます。
聞きたくなくても、テレビをつけていると、聞かざるを得ません。
そんな暗い話を朝から聞いていると、元気がなくなります。
また番組の間に挟まれるコマーシャルによって、商品の宣伝が流れます。
頻繁に目にする商品は、視聴者の購買意欲をかき立てます。
コンビニやデパートで目にしたときに「これ、テレビで見たことあるな」と思い、手に取りやすくなります。
気づけば、バスケットの中に入れ、レジで清算しています。
時間だけでなく、お金まで消えます。
「ニュースで流れていたから」
「テレビで見た商品だから」
「芸能人が薦めていたから」
私たちは、いつの間にか洗脳されている生活を送っています。
テレビを見ている人は「勉強になるから」「時代につくため」という理由でテレビを見続けます。
ところがそういう人の話に限って「○○らしい」という周りから聞いた意見しかありません。
自分で考えていないのです。
テレビや広告で見た情報を、自分の意見のように受け売りしているだけ。
「この商品はいいらしい」
「この商品はおすすめらしい」
自分の頭で考えて、経験して、判断した言葉ではありません。
ほとんどの人は、寂しいからテレビをつけています。
テレビをオフにすれば、生活は驚くほど静かになります。
悲しい、寂しい、つまらないと感じる人もいるでしょう。
でも、本当は「本来のあなた」です。
寂しくなったから、テレビをつけて、ごまかすのではありません。
寂しい自分ときちんと向き合い、なぜ寂しく感じるのか考えて、解決することです。
テレビがなくても楽しくなるような人生を、普段から心がけることです。
テレビを消せば、本来の自分を取り戻せます。
正直に自分と向き合うからこそ、自分らしい人生が歩めるようになります。
マスメディアによって情報に踊らされ、自分の考えや判断を見失う生活になっていないでしょうか。
テレビをオフにしたとき、本来のあなたが取り戻せます。
いきなり、テレビをオフにするのは難しいかもしれませんね。
では、せめて、1週間に1日でもかまいません。
「テレビを見ない日」を作ってみてはいかがでしょうか。
慣れてきたら、だんだんオフの日を増やしていきます。
テレビを消すと、自分の頭で考える機会が増えます。
不要な買い物や無駄な時間を送ることが減り、自分で経験して、自分の頭で考える機会が増えるのです。