「自分は大丈夫だ」
そうした口癖はありませんか。
忙しいときには「ストレスは多少あるけど、自分は大丈夫」と思います。
しかし、そういう人に限って、ストレスにより鬱になってしまう人が多いのです。
実際に鬱になった人の話を聞くと「まさか自分がなるとは思わなかった」という言葉が必ず出てきます。
つまり「自分は大丈夫だ」と思っている人ほど、大丈夫ではなくなるのです。
自分は大丈夫だと思い始めた時点から、すでに自分のことが見えなくなっている状態だからです。
忙しくて、自分をきちんと見つめることができなくなるから「自分は大丈夫だ」と思い始めるようになるのです。
ついには、鬱になります。
本当に大丈夫な人は「私はどうだろうか」と考えます。
余裕があるから、自分を振り返ることができ、こういう人ほど実は鬱になりません。
自分を優しくケアしたり、適度に休憩を入れて一休みしたりしますから、ストレスへの耐性があります。
「自分はどうだろうか、大丈夫かな」と考えられる余裕があるほうが、実は大丈夫なのです。
むしろ「自分は大丈夫だ」と思い始めたら、すでに赤信号なのです。
あなたはいかがでしょうか。
今この瞬間でさえ「そんなまさか、自分は大丈夫」と思っていませんか。