いつまでもくよくよしている人のことを、くよくよ星人といいます。
くよくよ星からやってきて、口にする言葉はため息ばかりです。
いつも下を向いて、元気がありません。
口数は少ないですが、頭の中で過去をリピートしていることが特徴です。
「あのとき、こうすれば、もっとよくなったのに」
「大変な失敗をしてしまった」
「あのときに戻って、やり直したい」
生きているのは「現実」ではなく、頭の中にある「過去」です。
過去にあったつらい出来事を、頭の中で何度もリピート再生をして生きています。
くよくよしています。
またくよくよ星人は「過去の失敗をほったらかしにすること」が特徴です。
ほったらかしにして反省をしないから、リピート再生になってしまうのです。
反省がないと、次に同じことが起こっても、また同じ結果へとつながります。
繰り返しになります。
「失敗を生かして、次からはこうしよう」という反省する自分がいれば、リピートしようにもできなくなります。
きちんと反省さえすれば、同じ失敗は、もう繰り返されないからです。
くよくよは飛んで消えます。
反省していますから、同じことはもう繰り返されないし、リピートもできないし、くよくよしなくなるのです。