小さなことにくよくよしていませんか。
自己肯定感が低い人は、小さなことにくよくよする傾向があります。
小さな失敗をしただけで、大げさに考えます。
「大変だ」
「もうダメだ」
「この世の終わりだ」
悲しいため息をついて、落ち込みます。
小さなことを大げさに捉えると、不快感も倍増、自分を傷つけるダメージも大きくなります。
いちいち小さなことにくよくよしていると、ネガティブな感情を引きずるだけでなく、落ち込みから立ち直りにくくなります。
自尊感情を傷つけ「自分はなんてダメな人間なのだろう」と嘆く。
自己嫌悪がエスカレートして、自己肯定感を下げてしまうのです。
小さなことにくよくよするのはやめましょう。
心がけたいのは「反省をしたら、失敗はすぐ忘れる」という習慣です。
誰でも失敗することはあります。
失敗しない人間は1人もいません。
天才ですら、失敗することがあるのですから、大げさに考えないことです。
大切なのは、失敗した後です。
失敗したら、反省をするだけです。
自分の行いを振り返って、どこが悪かったのか原因と問題点を突き止めます。
悪いところが見つかれば、同じ失敗が繰り返されないよう考えて、改善します。
きちんと反省ができれば、もう失敗を考えなくてOKです。
むしろ反省できたことを素直に喜んでください。
失敗したことに落ち込むのではなく、反省できたことを喜ぶようにしましょう。
「いい勉強になった。こうすれば次からうまくいく。また成長できた」
反省によって学びと発見があり、自分が成長できたことにフォーカスします。
そうすれば、明るい気持ちが湧いて、くよくよする気持ちを吹き飛ばせます。
反省しても後悔はしないこと。
反省は必要ですが、後悔は不要です。
反省さえできれば、積極的に失敗を忘れるほうがいい。
「人間だから失敗することもある」と前向きに捉えましょう。
「失敗してもいい。失敗する自分は人間らしい」と考え、自分を肯定してください。
失敗は忘れ、過去を振り返るのもやめましょう。
たまには過去を懐かしむのもいいですが、将来について考えたほうがわくわくできます。
自然と気持ちが切り替わるのを待つのではなく、意識をして積極的に気持ちを切り替えましょう。
そうすれば、くよくよすることがなくなって、失敗しても落ち込みから立ち直りやすくなります。