私は留学時代に、落ち込んだときにはよくおいしいものを食べていました。
理由は単純です。
おいしいものを食べると、それだけでハッピーになれるからです。
ある日、学校の進学のことで悩んだときのことです。
今まで恥ずかしくて入れなかったベトナム料理店に、思い切って入ったことがありました。
「ベトナム料理」という名前のとおり、エスニックなお店だったので、普段は恥ずかしくて入れなかったお店です。
私は落ち込んでいたうえに、おなかもかなりすいていたのでぼうっとしていました。
落ち込んでいると、恥ずかしい感覚もうすれます。
「まあいいか。入ってしまえ」とお店に入り、一番おいしそうな食事を注文して食べると、想像以上においしくて元気が出ました。
落ち込んだときには、おいしい食事を食べるに尽きます。
さすがに人間の3大欲だけあって、おいしいものを食べると、単純に元気になります。
おなかがすいていると、元気が出ませんから、落ち込んでも回復しにくくなります。
落ち込みから立ち直れないのは、おなかがすいていることが原因です。
おいしいものを食べて元気が出れば、落ち込みも回復しやすくなります。
おいしいものを食べて元気を出して、その出てきた元気で落ち込みを回復させるのです。
私の場合、食べることで元気を出した例はいくつもあります。
食べすぎは体によくありませんが、おいしいものを一品頼んで、おいしさをとことん味わえばいいのです。