執筆者:水口貴博

落ち込まない人になる30の方法

18

すべての「~のせいで」は「~のおかげで」と考えることができる。

すべての「~のせいで」は「~のおかげで」と考えることができる。 | 落ち込まない人になる30の方法

落ち込んでいる今は、考えにくいことかもしれません。

へこんでいるうちは、考える余裕はないことでしょう。

しかし、心が広く大きくなり、余裕ができたとき「~のせいで」と考えていたことを「~のおかげで」と考えるようにしましょう。

「~のせいで」と考えることは、必ず「~のおかげで」と考えることができるようになります。

物事のある一面しか見ていないから「~のせいで」と思います。

自分にとって、つらく悲しく悔しいことを、単純にマイナスと受け止めてしまいます。

しかし、実は、つらく悲しく悔しいことこそ「~のおかげで」と変換することができるようになるのです。

今まで「~のせいで」と考えていたことを「~のおかげで」と考えることができるようになれば、あなたが成長した証拠です。

親から厳しいしつけのせいで、人とうまくコミュニケーションを取ることが苦手となった。

「父のせいで、母のせいで」と恨むことになるでしょう。

しかし、自分が今、生きている事実に目を向ければ、ここに存在していることは「親のおかげだ」ということに気づきます。

どんなに考えたくなくても、その事実は曲げようがありません。

親がいなければ、悔しい苦しいと思うどころか、今の自分が存在すらしていません。

「私」という狭い視野しか考えていないから「父のせいで、母のせいで」と恨んでしまいます。

しかし、今の自分が存在しているという事実は「父のおかげ、母のおかげ」としか考えられないのです。

自分のことしか見ていないときには、視野が狭くなっています。

しかし、心が成長すれば「人生、命」という広く大きなテーマで考えることができるようになります。

そうすると、自分が悩んでいたことはとてもささいなことだと気づくのです。

天から見る気持ちになるといいでしょう。

高い空から、地上を見るような気持ちです。

1人の人間が悩んでいることは、小さなことに思えます。

落ち込まない人になる方法(18)
  • 「~のせいで」と思っていたことを「~のおかげで」と考える。
自分だけに注意を向けていると、落ち込みやすくなる。

落ち込まない人になる30の方法

  1. 落ち込みにくい体質を作ろう。
  2. 現実を変えるのではない。
    受け止め方を変えるのだ。
  3. 楽観主義者が幸せになれる。
  4. 起こった現実に対して、まず「ありがたい」と考えよう。
  5. 不足ばかりを考えない。
    満たされていることを考えよう。
  6. いつまでもくよくよしない。
    反省すれば、さっと忘れてしまおう。
  7. 今の自分が存在できているのは、つらい過去のおかげだと気づこう。
  8. 「これでよかった」と考えると、過去への印象が変わる。
  9. 暗い気分のときには、暗い音楽を聴くと、心は落ち着く。
  10. 落ち込んだあなたは、頑張った証拠。
  11. 頑張った人だけが、落ち込むことができる。
  12. 明るい曲を聴くと、元気になれる。
  13. 励ましている人が、元気になる。
  14. 体と心は連動している。
    体を動かせば、心も動く。
  15. 歌を歌うことは、心のごみ掃除。
    声を出せば、ストレスも出ていく。
  16. 落ち込みやすい体質とは、感謝の足りない姿勢が原因。
  17. 短い期間で考えない。
    長い期間で考えよう。
  18. すべての「~のせいで」は「~のおかげで」と考えることができる。
  19. 自分だけに注意を向けていると、落ち込みやすくなる。
  20. ペットから、無邪気を学ぼう。
  21. 落ち込んだ分だけ、心の成長ができる。
  22. おいしいものを食べると、元気になる。
  23. 自分で自分を褒めてあげよう。
  24. 「自分が幸せになる喜び」から「相手も幸せにする喜び」へ。
  25. 笑顔になるから、楽しい出来事が起こるようになる。
  26. 気づくと、元気になれる。
  27. 素直な人は、落ち込まない。
  28. 悪口を言わない人は、自分の成長に集中しているから落ち込まない。
  29. 性格が明るいと、暗い出来事が逃げていく。
  30. 気持ちを切り替えるために、行動パターンを変えてみよう。

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