「上手にしよう」
そう思っていませんか。
スピーチ・プレゼン・面接。
たしかに人前で発表するなら、誰でも上手に対応したいと思うことが多いでしょう。
しかし「上手にしよう」と思った瞬間、心にストレスが生まれ、体に緊張が走ります。
「上手にしよう」と思うことは「ミスや失敗をしてはいけない」と思うことになります。
表向きはポジティブを考えているように思えますが、実際はネガティブを想像することになる。
自分に過大なプレッシャーを与える考え方です。
「上手にしよう」と思えば思うほど、ミスや失敗への不安・心配・恐怖が強くなる。
心のストレスが強くなって発汗や震えがエスカレートしていくのです。
では、どう考えるのがよいか。
「上手にしよう」と思うのではありません。
「真剣にしよう」と思うのです。
似たような意味に思えますが、本質はまったく違います。
「真剣にしよう」と思うとき、心の中でミスや失敗を考えることはありません。
今まで練習で積み重ねてきた実力を発揮することだけに注意が向けられます。
謙虚になれ、油断を防げます。
ミスをしても、真剣ならOK。
失敗をしても、真剣なら合格。
真剣になろうとすると、実力を発揮しやすくなるため、よい結果につながります。
自分の仕事に集中でき、余計な緊張も防げるのです。