執筆者:水口貴博

間違いや失敗のない職場にする30の方法

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休日のない職場は、精神力を使い果たし、いずれ崩壊する。

休日のない職場は、精神力を使い果たし、いずれ崩壊する。 | 間違いや失敗のない職場にする30の方法

休日は、体力補給の時間だけではありません。

精神力補給の時間です。

心の緊張をほぐして、心身のバランスを整える時間にあたります。

土日という休日があるからこそ、メリハリができます。

生活にリズムが生まれます。

忙しい平日とゆっくりした休日は、セットなのです。

もし、休日まで出勤させることになると、社員に体力はあっても、精神力が持たなくなります。

人間は、体力はあっても、精神力がなくなったとき、動けなくなります。

会社を運営する社長の中には、自社の利益優先のために、少しでも長く働かせようとする経営者がいます。

休日まで出社を強要し、仕事をさせるのです。

そうした経営者は、社員の体力のことは考えていても、精神力のことまで考えていません。

休日のない職場は、体力はあっても精神力を使い果たし、いずれ崩壊します。

若い人がすぐ仕事を辞めてしまうのは、体力が足りないせいではありません。

精神力がないから、すぐ仕事を辞めてしまうのです。

精神力がなくなるケースには、次の2つが考えられます。

  1. そもそも若者に、精神力がないから
  1. 会社が強い肉体的・精神的に酷使する仕事をさせているから

もし、そもそも本人に精神力がなければ、本人の責任です。

しかし、強い精神力を無理強いする仕事をさせているなら、会社の責任です。

会社からの無理強いが多くて辞めてしまうケースが多いのです。

人間にとって大切なことは、体力より精神力です。

張りのある仕事をするためには、社員の精神力を考えたスケジュール調整が必須です。

体力より、精神力のほうが、はるかに大切なのです。

間違いや失敗のない職場にする方法(19)
  • 体力より、精神力を考えたスケジュールを立てる。
大切な仕事ほど、朝一番に予定する。

間違いや失敗のない職場にする30の方法

  1. 失敗をする原因は、人ではなく、システムにある。
  2. 人を変えるためには、時間がかかる。
    システムを変えれば、時間はかからない。
  3. 間違いを減らすために、ダブルチェックを導入しよう。
  4. 間違えてはいけない仕事は、ダブルチェック。
    間違えてもいい仕事には、スピード重視。
  5. 締め切りを与えると、部下は活発になる。
  6. 口頭だけの指示は、間違いを増やす。
    口頭と文書の両方で指示すれば、間違えない。
  7. 仕切りがあると、人間はサボってしまう。
  8. 勝つ組織は、徹底的な情報共有をしている。
  9. 朝礼を省略してはいけない。
  10. 責任の大きな仕事で、部下の成長を促す。
  11. 目標シートで意識を高める。
  12. リーダーが挨拶をしないと、部下も挨拶をしなくなる。
  13. つまらない仕事は、受け止め方に問題がある。
  14. 整理整頓をするから、仕事に集中できる。
  15. 必要ない会議に出ない、出さない。
  16. 考え方の対立はしない。
    考え方の吸収をする。
  17. 残業をしている職場は、要注意。
  18. 1週間は、神様のリズム。
  19. 休日のない職場は、精神力を使い果たし、いずれ崩壊する。
  20. 大切な仕事ほど、朝一番に予定する。
  21. ミスをして怒る上司がいる職場ほど、余計にミスが多くなる。
  22. 失敗しても許してくれるリーダーがいれば、部下は成長する。
  23. 1日1回は、相手のために何か協力する。
  24. 指さし呼称と声だし確認は、大きな効果がある。
  25. 手書きの言葉には、魔法の力がある。
  26. 勝つ組織には、予言者が必要。
  27. 花を置くと、喧嘩が減る。
  28. 掃除は新人だけにさせない。
    みんなにやらせよう。
  29. 職場の電気が暗いと、人も暗くなってしまう。
  30. 人を変えない。
    人を生かす。

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