失敗しても許してくれるリーダーがいれば、必ず部下は成長します。
ミスに対して寛容なリーダーには、ミスも報告しやすくなり、改善もしやすくなるからです。
社内への情報展開もしやすくなります。
部下が成長できるか否かは、部下に責任があるのではありません。
実は、部下を育てるリーダーに責任があるのです。
部下を成長させるリーダーとは、常に許すことができる人です。
寛大に、相手を包み込むことができる、大きな器を持った人のことです。
「失敗をしたくない」という気持ちは、誰でも共通して持っています。
失敗をして大きな声で怒鳴られたり叱られたりすると、部下はひどく落ち込み、行動する意欲を失うでしょう。
大きな声で叱られると、恐怖・脅迫・威圧になり、部下の行動力がどんどん小さくなります。
失敗を反省する冷静さを失い、また次への失敗の原因になってしまう。
失敗に対する改善案も、社内へ展開されなくなります。
部下を成長させるリーダーは、部下の失敗を許容できる人です。
失敗しても、冷静になってなぜ失敗したのかを冷静に話し合います。
間違えたり失敗したりしても、許してもらえれば、部下は生き返るチャンスになります。
冷静な状態なら「次からはこうしよう」と具体的な案を考えることができ、行動力へとつなげることができるのです。