執筆者:水口貴博

間違いや失敗のない職場にする30の方法

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大切な仕事ほど、朝一番に予定する。

大切な仕事ほど、朝一番に予定する。 | 間違いや失敗のない職場にする30の方法

勝つ組織では、勝負所の仕事を、いつも朝にしています。

仕事中なら、いつでもいいという単純な話ではなく、人間の疲れをうまく理解したスケジュールです。

朝は、睡眠の後ですから頭がすっきりしている時間帯です。

ミスも間違いも最も少なくなる時間帯ですから、この時間帯に体と頭を使う仕事を持ってくればいいのです。

ほかの時間帯には、さまざまな弊害があり、ベストとは言えません。

午後は、食事の後ですから、うつらうつら眠くなります。

食べたものの消化活動のため、血流が胃に集中してしまい、脳への血流が鈍くなります。

また夕方近くになれば、今度は疲れが蓄積してしまいます。

疲れた頭では、正確な判断をしにくくなり、単純な間違いやミスが多くなります。

残業になれば、なぜ効率が悪くなるのかは、もはや言うまでもありませんね。

1日全体の中では、やはり朝がベストタイムなのです。

一部上場している大きな企業では、重要な会議、打ち合わせ、商談ほど「朝」に予定しています。

頭の回転が速くなる朝の時間帯は、ミスなどが減ることを管理職が知っているため、意図的にスケジュールを立てているのです。

勝つ組織は、勝つためのスケジュールを立てています。

ミスを1つでも減らして、ほかと差をつけるために、賢い工夫をしているのです。

間違いや失敗のない職場にする方法(20)
  • 大切な仕事ほど、朝にする。
ミスをして怒る上司がいる職場ほど、余計にミスが多くなる。

間違いや失敗のない職場にする30の方法

  1. 失敗をする原因は、人ではなく、システムにある。
  2. 人を変えるためには、時間がかかる。
    システムを変えれば、時間はかからない。
  3. 間違いを減らすために、ダブルチェックを導入しよう。
  4. 間違えてはいけない仕事は、ダブルチェック。
    間違えてもいい仕事には、スピード重視。
  5. 締め切りを与えると、部下は活発になる。
  6. 口頭だけの指示は、間違いを増やす。
    口頭と文書の両方で指示すれば、間違えない。
  7. 仕切りがあると、人間はサボってしまう。
  8. 勝つ組織は、徹底的な情報共有をしている。
  9. 朝礼を省略してはいけない。
  10. 責任の大きな仕事で、部下の成長を促す。
  11. 目標シートで意識を高める。
  12. リーダーが挨拶をしないと、部下も挨拶をしなくなる。
  13. つまらない仕事は、受け止め方に問題がある。
  14. 整理整頓をするから、仕事に集中できる。
  15. 必要ない会議に出ない、出さない。
  16. 考え方の対立はしない。
    考え方の吸収をする。
  17. 残業をしている職場は、要注意。
  18. 1週間は、神様のリズム。
  19. 休日のない職場は、精神力を使い果たし、いずれ崩壊する。
  20. 大切な仕事ほど、朝一番に予定する。
  21. ミスをして怒る上司がいる職場ほど、余計にミスが多くなる。
  22. 失敗しても許してくれるリーダーがいれば、部下は成長する。
  23. 1日1回は、相手のために何か協力する。
  24. 指さし呼称と声だし確認は、大きな効果がある。
  25. 手書きの言葉には、魔法の力がある。
  26. 勝つ組織には、予言者が必要。
  27. 花を置くと、喧嘩が減る。
  28. 掃除は新人だけにさせない。
    みんなにやらせよう。
  29. 職場の電気が暗いと、人も暗くなってしまう。
  30. 人を変えない。
    人を生かす。

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