執筆者:水口貴博

間違いや失敗のない職場にする30の方法

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考え方の対立はしない。考え方の吸収をする。

考え方の対立はしない。考え方の吸収をする。 | 間違いや失敗のない職場にする30の方法

人と対立する、本当の原因は何でしょうか。

価値観です。

価値観とは、善悪や善しあしなどを判断するとき、その根幹となる物事の見方です。

価値観があるのは素晴らしいですが、程度によります。

固執すると、相手と対立する原因になります。

「自分の考えが正しい。自分は間違っていない」という価値観があると、一歩も譲れなくなります。

考え方の異なる相手と対立して、喧嘩へと発展します。

境界線が生まれ、対立になり、喧嘩に発展するのです。

統一性のない組織では、個人それぞれが、それぞれの価値観を持っています。

みんな「自分が一番正しい」という価値観です。

そのため、自分の考えは譲らず、相手の考えと対立することになります。

対立するくらいですから、当然、組織としての統合性はありません。

ばらばらになり、仕事ができなくなります。

崩壊は、目に見えています。

自分の考え方に執着しすぎることは、対立のもとです。

考え方は、対立をしてはいけません。

共有していくものです。

一度、自分の価値観を持ちながらも、相手の考えと共有していくことが大切です。

「なるほど。面白い発想だね。そういう考えもあるね」と受け入れるのです。

考え方の吸収をするのです。

いろいろな人の考えを吸収していくことで、各人の考え方が広がります。

価値観を持ちつつ新しい価値観を吸収します。

たくさんの価値観の中にも統一性が生まれます。

それが、チームワークなのです。

間違いや失敗のない職場にする方法(16)
  • 相手の考えと対立するのではなく、吸収する。
残業をしている職場は、要注意。

間違いや失敗のない職場にする30の方法

  1. 失敗をする原因は、人ではなく、システムにある。
  2. 人を変えるためには、時間がかかる。
    システムを変えれば、時間はかからない。
  3. 間違いを減らすために、ダブルチェックを導入しよう。
  4. 間違えてはいけない仕事は、ダブルチェック。
    間違えてもいい仕事には、スピード重視。
  5. 締め切りを与えると、部下は活発になる。
  6. 口頭だけの指示は、間違いを増やす。
    口頭と文書の両方で指示すれば、間違えない。
  7. 仕切りがあると、人間はサボってしまう。
  8. 勝つ組織は、徹底的な情報共有をしている。
  9. 朝礼を省略してはいけない。
  10. 責任の大きな仕事で、部下の成長を促す。
  11. 目標シートで意識を高める。
  12. リーダーが挨拶をしないと、部下も挨拶をしなくなる。
  13. つまらない仕事は、受け止め方に問題がある。
  14. 整理整頓をするから、仕事に集中できる。
  15. 必要ない会議に出ない、出さない。
  16. 考え方の対立はしない。
    考え方の吸収をする。
  17. 残業をしている職場は、要注意。
  18. 1週間は、神様のリズム。
  19. 休日のない職場は、精神力を使い果たし、いずれ崩壊する。
  20. 大切な仕事ほど、朝一番に予定する。
  21. ミスをして怒る上司がいる職場ほど、余計にミスが多くなる。
  22. 失敗しても許してくれるリーダーがいれば、部下は成長する。
  23. 1日1回は、相手のために何か協力する。
  24. 指さし呼称と声だし確認は、大きな効果がある。
  25. 手書きの言葉には、魔法の力がある。
  26. 勝つ組織には、予言者が必要。
  27. 花を置くと、喧嘩が減る。
  28. 掃除は新人だけにさせない。
    みんなにやらせよう。
  29. 職場の電気が暗いと、人も暗くなってしまう。
  30. 人を変えない。
    人を生かす。

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