「あんなに頑張ったのに」
「今までの努力が水の泡」
「自分は間違った道を歩んでいるのではないか」
「これまでの苦労はなんだったのだろう」
ときとして、過去に対して後悔を抱いてしまうことがあります。
うっかりミスしたときかもしれませんし、好きな人に振られたときかもしれません。
学校で先生に叱られたり、仕事で上司に叱られたりしたとき、自分の行いを振り返ることがあるでしょう。
私は常に「後悔は軌道修正の機会」と考えるようにしています。
後悔するような出来事は、神様から「進むべき道を間違っていますよ」という助言です。
後悔するような出来事に直面したとき「これは自分が進むべき道ではないのだな」ということがわかります。
自分の行いを改めたり、やり方を改善したり、考え方を変えてみたりしています。
後悔のおかげで、人生の軌道修正ができているのです。
どんな後悔でも、気づかないよりは、気づいたほうがいいものです。
「やるべきではなかった」という後悔の気持ちは「もうするのはやめよう」という更正する気持ちへと変わります。
後悔は、気持ち悪いものです。
しかし、後悔することで、本来の道が見え、間違った道に気づくチャンスになるのです。
後悔に涙を流すくらいで、人生の軌道修正が行えると考えれば、むしろありがたいことです。
占い師の占いにはお金がかかりますが、後悔そのものにはお金がかかりません。
占い師の言葉より、後悔する気持ちのほうが、よほど正確で間違いないのです。