学校の中で自分のやりたいことを見つけられれば、そのまま進めばいいことです。
音楽をさらに学びたい人は、音楽専門学校に通うという道があります。
コンピューターをもっと学び、将来はシステム・エンジニアになりたい人は、情報専門学校に通う道があります。
看護師になりたい人は、看護学校。
法律を通して社会と人の役に立ちたい人は、法科学校。
医療で人を助けたいという医者の道なら、医科学校。
世の中には、やりたいことに応じて、学校もさまざまなジャンルが設けられています。
しかし、入学はしたものの、学校内で夢につながる勉強がない場合は、どうすればいいのでしょうか。
きちんと道が存在しています。
「中退」です。
中退は悪いことだという印象を抱きがちですが、必ずしもそうとは限りません。
自分のやりたいことを、学校の外で見つけて進むための出口でもあり、入り口でもあります。
数多くの著名人の中には、意外にも、大学を中退するケースが存在します。
マイクロソフト社の会長であるビル・ゲイツは、名門ハーバード大学を中退しています。
在学中にBASICというプログラミング言語を開発して、これが本当に進むべき道だと悟り、大学を中退しています。
松下幸之助氏も、学校を途中でやめて「Panasonic」を創設しました。
発明王エジソンは、小学校を3カ月で中退です。
本当にやりたいことを見つけたら、一刻も早く、進むべき道を歩み始めることです。
卒業が必要というのは、思い込みです。
状況によっては、中退が近道になる場合もあります。
時間は、過ぎるばかりです。
慎重に考えたうえでの判断をして、ベストな判断をしましょう。