私は機械に関しては、あまり抵抗がありません。
このようにHAPPY LIFESTYLEを簡単に作ってしまうのも、コンピューターや機械に強いおかげです。
なぜ強くなったのかと過去を振り返れば、心当たりがあります。
あのころの出来事を思い出さずにはいられません。
私の父は、かつて機械関係の仕事に就いていました。
そのせいか、よく機械の部品を家に持ち帰っていました。
部屋の至る所に、部品が転がっていました。
機械の部品は、不思議な形のものばかりです。
私にはそれが面白おかしく映り、部品を遊び道具にしていました。
あるときは分解をしたり、あるときは組み立てたりです。
難しいことは一切考えず、家に不思議なものがあったから、それを使って遊んでいた感覚です。
いつの間にか、機械に対して抵抗がなくなり、得意になってしまいました。
私は今、コンピューター関係の仕事について、毎日パソコンに触れています。
水口家に、昔からパソコンがあったおかげです。
当時は「PC-98」という昔のタイプのパソコンが、父の仕事道具として家にありました。
父が帰宅し、パソコンの前に座り、なにやら仕事をしている様子をいつも眺めていました。
そうこうしているうちに、私も一緒になってパソコンを触り始めるようになりました。
こうしたことがきっかけになり、コンピューター関係には強くなりました。
親は、最も身近にいる存在です。
生まれつき、そばにいる存在です。
幼い子どもほど、親のしていることを真似します。
そのため、親のしていることは、生活を通して子どもに遺伝されます。
親のやっていることが、自分のやりたいことにつながるのです。
親が医者だと子も医者になりやすく、政治家の親だと子どもも政治家を目指したがります。
遺伝はDNAのレベルの話だけではなく、生活レベルでも遺伝はしっかりされていくものだったのです。
あなたの親は、どのような仕事をしていますか。
親のしていることが、あなたのやりたいことや得意なことに関係しているのです。