選択と集中は、成功のためのキーワードです。
世界で活躍している人は、必ず選択と集中ができ、一流まで上り詰めた人です。
経営者だけでなく、芸術家、スポーツ選手など、あらゆる一流に共通です。
発明王といわれるトーマス・エジソンは、発明に関して有名です。
「発明をしながら、園芸をしていました」なんてことになれば、発明に集中できなくなり、有名にはなれなかったでしょう。
発明だけに絞り、人生を捧げたからこそ高い技術を身につけることができ、大発明に至ったのです。
女子スケートで有名な安藤美姫選手も、スケートに関して有名です。
幼いころから、スケートだけに集中しているため、世界に挑戦できるほどの実力を身につけることができました。
もし「スケートをしながら、勉強にも専念していました」ということになれば、一流になることはできなかったでしょう。
選択ができていないということは、集中ができないからです。
集中ができないと、力をつけることができません。
どちらも中途半端で終わってしまいます。
「何でもできる」という人は、実はどれも中途半端になり「何にもできない人」になります。
選択も集中もできないことは、高い技術力を身につけるための障害です。
賢い人は、自分が好きなことを1つに絞ります。
選択ができれば、その1点のみに集中します。
人生をまるごと捧げてしまうほどの集中です。
ある1つのことに対して、人生を捧げるほど集中すれば、誰でも一流になれます。
ただほとんどの人が、集中ができません。
集中ができていないのは、選択ができていないからです。
選択をできないのは、自分にとって何が一番好きなのかということを突き詰めていないからです。
自分が好きなことを発見したとき、初めて選択ができるようになります。
選択ができると、次に集中できるようになります。
後は、ただ継続すればいいだけです。