「一生懸命に遊ぶ人」と聞くと、どのようなイメージを持ちますか。
だらしない人、怠けた人、フリーター。
さまざまな答えが返ってきそうですね。
私は「仕事も勉強もできる人」というイメージを持ってしまいます。
一生懸命に遊ぶ人は、実は仕事も勉強もできる人です。
遊びと聞くと、怠けたイメージがあるかもしれません。
しかし「一生懸命に」遊べる人は、必ず仕事も勉強もできる人です。
「一生懸命に遊ぶ」と「一生懸命に仕事をする」は、どちらも「一生懸命」が共通しているからです。
その人には「一生懸命」という才能があります。
その一生懸命さを、遊びにぶつけるか、仕事にぶつけるか、それとも勉強にぶつけるかの違いだけです。
「一生懸命」という才能があるからには、何をしても大成します。
よく遊ぶ人ほど、よく勉強ができます。
学生時代、水木君という遊びも勉強もスポーツもできる男の子がいました。
水木君は、かなりのやんちゃです。
しかし、勉強もしっかりできる優等生でした。
遊びも勉強もできる、さらには運動もできるという、まさに文武両道を兼ね備えた人でした。
水木君には「一生懸命」という才能がありました。
遊ぶときには一生懸命に遊び、勉強するときには一生懸命に勉強をし、スポーツをするときには一生懸命にスポーツをしていました。
どれも「一生懸命」が共通しています。
水木君は、遊びの才能、勉強の才能、スポーツの才能があったわけではありません。
「一生懸命な人」だったから、何でもできるようになったのです。
遊びが悪いことだからとはいえ、控える必要はありません。
遊ぶときには徹底的に遊ぶのです。
その一生懸命さを、次は仕事や勉強にぶつけていけばいいのです。