幸せをどこか遠くへ探していませんか。
幸せは遠くへ探しに行くものではなく、今、お世話になっている感謝に気づくことなのです。
あなたが一番お世話になっている人といえば、誰でしょうか。
両親です。
家族です。
家庭そのものです。
幸せの基本は、必ず家庭内に存在しています。
作家メーテルリンクの名作『幸せの青い鳥』は、幸せを探し求める冒険物語です。
チルチルとミチルは、幸せになれると言われている青い鳥を探し求め、旅に出ます。
物語の最後に2人は、ついに青い鳥を見つけます。
旅から戻った2人は、なんと自分の家の中で見つけたのでした。
自分が飼っていた鳥が、幸せの青い鳥だったというお話です。
幸せを青い鳥と例えていますが、作家メーテルリンクは「幸せの基本は家庭内にありますよ」と言いたかったのです。
それを青い鳥と例えて、うまく物語として表現できた名作です。
まず幸せは、自分の家庭内にあることに気づきましょう。
家の外にあるのではなく、家の中にあるのです。
家庭の中に、幸せがあるのです。