コミュニケーションでは、硬い表情をしている人はモテません。
怖い顔なら、OKです。
たとえ怖い顔をしていても、笑顔で笑っていると、優しい人に見えます。
ところが優しい顔をしている人でも、表情が硬いと、近づきにくくなります。
人から好かれる顔は、顔より表情です。
自分の顔が、今どういう顔に映っているのかは、鏡ではなかなかわかりません。
鏡に映る自分を見るときには、いつも自分一人のときだからです。
実際に人と話している最中、自分の表情がどのような顔になっているのかは、自分ではなかなかわかりづらいものです。
こんなとき、よい方法があります。
それが、相手の表情を見ることです。
相手の表情は、つまり自分の表情です。
自分の表情は相手の顔が鏡になり、反射しています。
人間関係には鏡の法則があります。
あなたが笑顔になれば、相手も鏡を見ているかのように笑顔になります。
しかし、あなたが厳しい顔をすれば、相手も同じく厳しい顔になります。
相手の顔は、鏡です。
相手の表情は、自分の表情を映す鏡です。
厳しい顔をしたり、怖い顔をしたりしていると、相手も厳しくて怖い顔をしてしまいます。
女性が鏡に映し出された自分の顔をチェックしているように、人間関係にも相手の顔を鏡とし、自分の顔をチェックしてみましょう。
相手が暗い顔をしているときは、自分もそういう表情をしている可能性が高い。
厳しい顔をしているときは、自分もそういう表情をしている可能性が高い。
相手が暗くなっているときは「自分こそ暗くなっていますよ」という警告になるのです。