私はキャッチボールをしていると「会話と同じだな」とつくづく感じます。
キャッチボールは受け取りやすいボールを投げてくれるほど、もっとキャッチボールをしたくなります。
ボールが変な方向へと飛んでいくことがないため、ボールを取りに行く手間はありません。
自分のところへ飛んできてくれると、私も相手のところへボールを投げたくなります。
実際の会話でも自分の興味に合わせて話が飛んでくると、嬉しいものです。
自分の興味に合わせてボールが飛んできてくれるため、受け取りやすく、投げやすくなります。
実際の会話でも「相手に合わせた会話」を常に心がけることがポイントです。
どんな会話が喜ばれるかというと「相手の興味に合わせた会話」が一番喜ばれます。
相手の興味に合わせ、速さに合わせ、相手と合った会話は、うまいコミュニケーションができているということです。
相手も興味のある話なら、話を展開しやすく、身を乗り出して聞いてくれるようになります。
興味がなければ、話そのものがつまらなく感じられ、長続きしません。
キャッチボールに例えて言えば、おかしな方向へボールを投げてしまっているということです。
独りよがりな方向へ、話を投げてしまっています。
相手はボールを取りに行かなければなりません。
そもそもボールを取りに行ってくれないことさえあるのです。