自分の話ばかりだけではなく、たまには相手の興味に合わせ話をしていくことも大切なことです。
しかし、意外なことに、これがなかなかうまくできないカップルが多いのです。
自分のことをもっと好きになってもらおうとすると、うっかり自分の話ばかりしてしまいがちです。
「もっと話をして、もっと自分のことを知ってもらわないと、もっと好きになってもらえない」
そう思って、つい自分の話ばかりしてしまった苦い経験が私にもあります。
好意を抱いている女性を食事に誘ったとき、自分のことを知ってもらおうとして、自分ばかり話をしてしまった経験があります。
相手は私より年上だったので、話に合わせて最後まで聞いてくれました。
しかし、後から部屋に戻って冷静に考えてみるととても恥ずかしいことをしてしまったことに気づきました。
レストランであまりにずっと自分の話ばかりしていたため、好きになってもらうどころか、嫌われていた可能性さえあります。
自分の情けなさに部屋で落ち込み「今度会ったときは、彼女にたくさん話してもらって、自分は聞き手に回ろう」と反省しました。
自分だけの話では、相手は一時的に話を聞いてくれても、次第に聞くのが疲れてくるものです。
一般的に、話はするより聞くほうが、圧倒的に疲れます。
特に自分にとって興味のない話を延々とされてしまっては、面白いどころかお説教っぽくさえ聞こえてきます。
たまには自分の話はストップさせて、相手の興味に合わせて話をしてみましょう。
日頃から相手と接していれば、何に興味があるのかくらいは見当がつきます。
あえて相手の興味に焦点を合わせて話をすれば、相手から上手に話を盛り上げてくれます。
目には見えない「興味」を見つけて話を合わせることも、恋愛力の1つなのです。