料理が好きな人は、調理だけ楽しんでいません。
準備している時間も楽しんでいます。
「上手に料理がうまくいって楽しかったな。次はどんな料理を作ろうかな」
わくわくしながら、テーブルを片付けたり食器を洗ったり戸棚にしまったりなど、後片付けを楽しみます。
楽しみながら準備をしているので、精神的な充実感と満足感に満ちています。
手抜かりなく用意ができているため、素晴らしい料理を作れます。
料理が終われば、後片付けを楽しみます。
準備から後片付けまで、終始にこにこしています。
だから料理の腕も向上して、料理をするのがますます楽しくなります。
これは仕事でも同じです。
仕事においても、準備と後片付けを楽しむことが大切です。
準備や後片付けは「退屈でつまらない」と思われがちです。
「準備はつまらない。後片付けは早く仕事に取りかかりたい。余計なことをしたくない」と思う人が多いのではないでしょうか。
あらためて考えると、準備も後片付けも「余計なこと」ではありません。
必要なことです。
必要なことは、やるしかありません。
準備をするから、仕事に集中することができるようになり、全力を発揮できます。
後片付けをするから、仕事が終わった後、きれいですっきりします。
プロであればあるほど、準備と後片付けを楽しみます。
準備を楽しむことができれば、わくわくどきどきする時間が増えることになります。
料理とは、準備の時間も含めています。
仕事には準備があります。
コピー、資料集め、整理整頓などです。
準備は退屈でつまらないと思いがちですが、ここで意識改革です。
仕事の準備を楽しみましょう。
「準備も仕事の一環」と考えます。
準備を楽しめば、精神的な充実感と満足感が得られます。
手抜かりなく準備することで、ミスや失敗が減って、仕事の結果の質も向上します。
仕事が終われば、後片付けです。
後片付けも楽しんでください。
仕事を振り返って反省することも、後片付けの1つと言えるでしょう。
反省点が見つかれば、改善に取り組みます。
それらを「退屈なこと」「面倒なこと」ではなく「楽しいこと」として取り組むことです。
後片付けを楽しむと、さらに充実感と満足感が得られます。
面倒くさいと思うから、後片付けが疲れます。
楽しもうと思うから、後片付けをパワフルに打ち込めます。
また本番だけでなく、準備や後片付けも楽しめば、楽しむ時間が増えることになります。
これが「楽しみの幅が広がる」ということです。
仕事だけでなく、準備と後片付けも楽しみましょう。
準備と後片付けも楽しいことが、仕事を充実させるコツです。