集中力は、あらゆる作品の質の高さに比例します。
勉強や仕事をするときをはじめ、音楽を作るとき、絵を描くとき、本を書くときなど、作品を作る際に欠かせないことです。
集中力の高低が、仕事の質の高低と比例しています。
1つのことに集中したときには、心も体も活性化されています。
1つだけに的を絞り、ほかの誘惑を断ち切って熱中するとき、最も集中できていますから、比例して質も高くなります。
質を上げようとするならば、集中力をつけることです。
私は仕事をするときには、集中力を大切にしています。
どうしても間違ってはならない作業を始めるときには「集中するから話しかけないで」と言ってしまいます。
話しかけられないだけで、ある程度集中ができます。
電話の電源もオフにします。
電話がかかってくることも、集中力の妨げです。
マナーモードにしていても、着信の際の「ぶるぶる」という振動が気になり、集中力を持っていかれます。
机の上は、きれいにして、作業に必要な物以外は置きません。
机の上に置いてあるものは視界に入ってしまうため、見た瞬間に考えてしまい、集中力を持っていかれます。
必要な物だけを置けば、それだけしかありませんから、集中せざるを得ない状況になります。
集中力は、成功へのキーワードです。
速く、間違いなく正確に、確実に作業を進めることができます。
それは集中力があってこその話です。
「勉強に集中できません」という人に限って、自分の部屋で勉強をしています。
自分の部屋は、誘惑の塊です。
ベッド、漫画、テレビ、ステレオ、電話、ポスターなど、集中力を邪魔するものばかりが置いてある部屋です。
こんな誘惑ばかりの部屋で、なぜ集中ができるのでしょうか。
勉強ができる人は、自分の部屋では勉強しない人が多いものです。
勉強ができる人ほど、図書館やコーヒーショップのような、自分の部屋以外で勉強しているケースが多いのです。