執筆者:水口貴博

新入社員が入社3年間に心がける30のこと

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入社3年間は「新人です」というセリフに要注意。

入社3年間は「新人です」というセリフに要注意。 | 新入社員が入社3年間に心がける30のこと

入社3年間に注意したいセリフがあります。

「新人です」というセリフです。

「どこがいけないの?」と不思議に思うかもしれませんが、実はよくないセリフです。

人から言われるのならいいのです。

上司や先輩から「新人の○○さんです」「新しく入った新人の担当者です」など、人から言われるなら問題ありません。

しかし、ずけずけ自分から「新人です」とは言わないほうがいい。

余計な誤解を招く恐れがあるからです。

「新人です」と言われた相手の立場で考えてみてください。

「私は入社したばかりの身分です。ミスをするかもしれません。ミスをしても許してください」

自分に保険をかけているようなニュアンスに聞こえるのです。

もちろん本人にとって保険のつもりは1ミリもないのでしょう。

正直に事実を述べているだけであるのはわかりますが、積極的に自分からずけずけ言うセリフではありません。

大切なのは相手がどう感じるかです。

どれだけやる気に燃えていても、相手に保守的と受け止められたら、NGです。

誤解を招きやすいセリフは、事実であっても控えておくのが賢明です。

特にお客さまの前では禁句です。

お客さまから見ると、相手が新人であれベテランであれ「会社の人」として見ています。

入社1日目の新人であってもプロであると認識していて、仕事の対価を払っています。

だからこそ入社1日目からプロ意識を持って働くことが大切です。

「新人です」というセリフを言いそうになったら、喉のところでぐっと我慢してください。

人から言われるのはいいのですが、自分からずけずけ言う言葉ではありません。

入社して間もないころは「新人です」というセリフに注意しましょう。

新入社員が入社3年間に心がけること(8)
  • 「新人です」というセリフは、人から言われることはあっても、自分からは言わないようにする。
球拾いは、雑用ではない。
立派な勉強なのだ。

新入社員が入社3年間に心がける30のこと

  1. 入社3年間にできた差は、後から取り戻せない。
  2. 人付き合いこそ、一番の課題。
    人間関係に苦労は、当たり前。
  3. 基本言葉、言い忘れていませんか。
  4. 仕事の仕方を徹底的に極める。
  5. 新人時代は、アクセル全開でいい。
  6. 新人のうちは、どんな仕事でも引き受ける。
  7. ウォーミングアップがないと、仕事ははかどらない。
  8. 入社3年間は「新人です」というセリフに要注意。
  9. 球拾いは、雑用ではない。
    立派な勉強なのだ。
  10. 小さな実績をこつこつ積み上げて、大きくする。
  11. 任された雑用のトップになろうではないか!
  12. 抽象的を卒業しよう。
    社会人からは、具体的が大切。
  13. 報告・連絡・相談は、言われる前に言う。
  14. 世間知らずの状態から抜け出そう。
  15. 偏りのある情報から抜け出そう。
  16. 頭だけで考えない。
    トライして、失敗して、体を通して学ぶ習慣を持つこと。
  17. 仕事の依頼が来るまで、席でじっと座ってばかりになっていませんか。
  18. トイレ掃除は、人間の内側が見える仕事。
  19. 入社3年間は「貯金」より「自己投資」に比重を置く。
  20. 仕事にも「鮮度」がある。
    頼まれた瞬間から始めよう。
  21. 得意な分野を作ろう。
    仕事には「波及効果」がある。
  22. 実績は、姿勢によって作られる。
  23. 失敗をしたときの対応によって、成長の差ができる。
  24. 師匠を見つけると、スピード成長ができる。
  25. 仕事ができるようになるほど、上司は口を出してくる。
  26. もうこれからは迷わない。
    社会人からは、決断力をつけよう。
  27. 自分の体は1つ、取り換えはできない。
    仕事のしすぎには、要注意。
  28. 水のようになろう。
    「こだわり」は、仕事への障害となる。
  29. どんなシチュエーションでも、無礼講になってはいけない。
  30. 誰もが一度は考える。
    「仕事、辞めようかな」

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