元気がないときこそ、散歩をしましょう。
散歩といえば、健康習慣の1つとして取り組んでいる人も多いでしょう。
リフレッシュやストレス解消として効果的ですが、その限りではありません。
元気がないときこそ、散歩がおすすめです。
スピードは遅くてかまいません。
活発なウォーキングもいいですが、マイペースの散歩で十分です。
ぶらぶらした歩き方でいい。
元気がなくても、のんびり歩くだけならできるのではないでしょうか。
ちょっとだけ重い腰を上げる必要はありますが、最初をクリアできれば後は楽になります。
筋肉はパワーの源です。
体を動かしていると、だんだんパワーが生まれ、元気が出てきます。
筋肉を動かせば動かすほど気力が生まれてくるので、元気が出てきます。
全身の筋肉の7割は下半身に集中しているので、散歩をすることで効率よく筋肉を動かすことになります。
ぶらぶらした散歩であっても、筋肉を動かすことに変わりありません。
外に出ると、いろいろな刺激が飛び込んできます。
四季折々の草花、行き交う人々、澄み切った青空、風の香り、空を舞う鳥、人の話し声などなど。
歩くにつれて周りの景色が変わっていくので飽きません。
五感が刺激されて、心をマッサージしてくれます。
歩くたびに気づきや発見もあって、わくわくどきどき心が躍り始めるでしょう。
だんだん気分が高まってきて、気づけばすっかり元気になっているはずです。
元気だけでなく、やる気まで出ていて、何かを始めたい気持ちになっているでしょう。
ちょっと元気が出てきたら、両手を少し大ぶりに振りながら歩いてみましょう。
ますます元気アップの効果が高まって、調子が出てきます。
じっとするのもいいですが、特に体の調子が悪いわけではないなら、ちょっとでもいいので動くほうがいい。
元気がないときこそ、散歩がうってつけです。
元気だから歩くのではなく、歩くから元気が出るのです。