人生では明るい方向へ顔を向ける人が、明るくなれます。
なぜヒマワリは、太陽のほうへ顔を向けるのか、ご存じですか。
朝になり太陽が出ると、日の出る東へ顔を向けます。
学校の給食では、一番好きなものから食べるのが、賢い食べ方です。
私は学校の給食のとき「一番嫌いなものから食べなさい」と、いろいろな人から教わりました。
世の中のことが、まだよくわからない小さい子ですから、従うしかありません。
健康は、人生の土台です。
健康がなければ、やりたいことができません。
健康を手に入れている最中は、その価値がわかりません。
「好き」は魔法の言葉です。
口に出せば出すほど、実現します。
私たちは宇宙人ではありませんから、好きと思っているだけでは気持ちを伝えることができません。
部屋がきれいな人は、思いやりがある人です。
部屋を掃除する人は、部屋にお世話になっていることに感謝をしているからです。
服をたたむことは、しっかり服に感謝をしていることです。
世の中に存在する人は、すべて先生です。
学ぶことがない人は1人もいません。
みんなそれぞれだからです。
比べる人は、他人とではなく過去の自分とです。
他人と比べることは、競争をすることです。
2番、3番は大変ですが、1番も大変です。
読書に暗い印象があると思っている人がいます。
それは誤解です。
そんなことはありません。
謙虚な人は、人生で得をします。
謙虚なら、相手に好感を持ってもらえ、いろいろなことを学ぶ姿勢になっているからです。
謙虚な人は吸収が早いということです。
生きている間の時間を生き生きさせたければ、自分の中で波を作る必要があります。
「ハレとケ」という言葉があります。
ハレは祭りの日のことを表し、ケは普段の日のことを表します。
親しき仲にも礼儀ありです。
仲のいい友人とは、気持ちが緩むため、言葉遣いが乱暴になることがあります。
こちらが乱暴な口になると自然と相手も乱暴な口の利き方になります。
人の悪口を言うのはやめましょう。
人の悪口を言うのをやめれば、自分の悪口もなくなります。
人は不安な生き物です。
歩く習慣を身につけると元気になります。
私は留学時代3年半の間、車を買いませんでした。
必要がなかったからです。
私は自分の書いた原稿を、隣の部屋に住んでいた友人に見てもらったことがあります。
元気になるような本を書きたくて、なんと言ってもらえるか、見てもらっている最中はとても不安でした。
感想は「本当だ。元気になるね」という一言でした。
私の友人で、いつも笑っている人がいます。
特に楽しいことがあったわけではないのですが、いつもうまく笑いに持っていく達人です。
彼は客商売で働いているため、仕事上、いつも新鮮なネタを持っています。
私はよく友人から「いつも元気だね。落ち込むことないの」と聞かれます。
私はよく落ち込みます。
落ち込むときは、落ち込みます。
私には、ある習慣があります。
事あるごとに「今の行いで本当によかったのだろうか」と振り返る習慣です。
もはや癖と言ってもいいでしょう。
自分の考えがあるというのは、素晴らしいことです。
自分の意見を持ち、道理に合っていると、気持ちの良さを感じます。
周りに流されることなく、自分の意見を持つのは、その人らしい人格を感じさせます。
大きな変化には「改善」より「改革」です。
改善とは、3パーセントずつのような、少しずつの変化をする意味です。
改革とは、70パーセントのような、大胆で大きな変化をする意味です。
今日、2003年、8月18日、月曜日。
私は朝、散歩をしていると、道路でハトが死んでいました。
死に方から見ると、どうやら車にひかれたようです。
人は、必ず死ぬようにできています。
消費期限のある、生き物です。
人だけに限ったことではありません。
夢を実現する方法を知っていますか。
簡単です。
行動することです。
戦国時代、日本統一を果たした人物として、豊臣秀吉がいます。
秀吉は、チャンスをつかんだ人です。
秀吉は農民出身で、貧しい暮らしをしていました。
笑う側と笑われる側。
こう聞いて、どちらのほうが明るくて楽しそうな人生を送っているように感じますか。
とっさに思い浮かべたのは「笑う側」ではないでしょうか。
ごちゃごちゃした生活より、すっきりした生活のほうが、気持ちいいです。
すっきりするとは、シンプルにするということです。
私はいつも自分の生活を少しでもすっきりしようと、シンプルにしています。
明るく楽しい人生を送ることは、難しいようで、実は簡単です。
たった1つを意識するだけです。
「行動」です。
宇宙人が、地球にいまだ侵略できないのは、地球に重力があるからです。
宇宙人といえば、痩せ細った体格が定番です。
機械や技術の文明に頼りすぎて、肉体が貧弱になってしまったのでしょう。
世間が厳しいことは、実は大変ありがたいことです。
私の父には「世間は、そんなに甘くない」という口癖があります。
父はあと5年もすれば定年を迎えます。
自分らしい生き方をするなら、自分に対して正直になることが大切です。
自分に対して正直にならないと、自分らしく生きられません。
「正直になる」と言いますが、なかなかこれが難しいものです。
「生まれること」と「生きていること」というのは、別の話です。
「生きている」ということは「生かされている」ということです。
生かされているということは、誰かがあやつり人形のように、私たちを生かせてくれているのです。