歩く習慣を身につけると元気になります。
私は留学時代3年半の間、車を買いませんでした。
必要がなかったからです。
周りからは「毎日大変だね」と言われましたが、歩くことが習慣になっている私ですから、大変だとは感じませんでした。
エレベーターも使わずに、階段を使うタイプです。
歩くことを習慣にしている人は、エレベーターを待っているほうが疲れます。
歩けば脳内で「エンドルフィン」という脳内麻薬物質が分泌されます。
これは幸せな気持ちにさせる物質です。
歩くだけで幸せな気持ちになれるとは、単純すぎかもしれませんが本当にそうなるのです。
散歩していると、疲れることを忘れるくらいハイテンションになれるのはそのためです。
マラソンには「ランナーズ・ハイ」という現象があります。
走っていると最初こそ疲れるのですが、数十キロを超えたところから疲れが消え、生き生きするという現象です。
運動しているため、脳内で「エンドルフィン」が大量分泌されているのです。
なおかつ、運動はストレス発散に大いに効果があります。
アメリカでは、仕事帰りにフィットネスへ行くという光景をよく目にしました。
仕事で疲れているはずなのですが、運動しているハイテンションとストレス発散で、生き生きしています。
本やテレビを見ながら運動をしている人もいます。
ストレス発散がうまくできれば、次の日からまたばりばり働くことができるということです。
フィットネスまで行かなくても、歩くだけでも大いに効果があります。
これは私が留学時代3年半、歩き続けた経験から自信を持って言えます。
元気がないときこそ歩くのです。
歩けば自然と元気が出ます。
元気になるのは、簡単なことなのです。