あなたには、夢がありますか。
夢とは、いわば方向です。
「夢があります」という状態は「この方向に進みたい」ということです。
最初は、抽象的でもかまいません。
人生で歩むべき方向がわかれば「ひとまずこちらに進もう」とわかり、歩み始められます。
しかし、夢がなければどうなるでしょうか。
それでも人生は前に進まなければいけないわけですが、たいていこういうときの道のパターンは、3つです。
肩書・安定・お金のどれかなのです。
「できるだけ有名に進む」
「できるだけ安定したところに進む」
「できるだけたくさん稼げるところに進む」
もちろん一時的にはいいのかもしれませんが、しばらくすると、自分の生き方に疑問を抱き始めるでしょう。
ふとした拍子に「本当にこの道でいいのか」と、不安になる場面があるはずです。
夢ではなく、あくまで一時的に設定した道であるため、心から生きがいを感じるのは難しいのです。
人生では、夢を持つことが大切です。
人から笑われてもかまわない。
人からどう思われてもかまわない。
「自分はこれがやりたい」という夢を、1つでいいから持ちましょう。
夢が1つあるだけで「こちらに進めばいい」という方向がわかります。
その方向に進めば、本当の生きがいを感じることができ、人生に充実感が生まれます。
時には困難もあるでしょうが、夢につながる道なら、根気と集中で乗り越えられるでしょう。
情熱を注げる何かを見つけ、それに自分の持てる力をすべて集中して注ぎ込めることは、素晴らしいことです。
自分らしい道とは、自分らしく生きられる道です。
夢を見つけ、自分らしく生きる道を見つけましょう。