ごちゃごちゃした生活より、すっきりした生活のほうが、気持ちいいです。
すっきりするとは、シンプルにするということです。
私はいつも自分の生活を少しでもすっきりしようと、シンプルにしています。
友人からは「いつでも引っ越しできるね」といわれています。
部屋の中のいらない物は、あっさり捨ててしまいます。
いつか使うだろうなと考えていては、いつまで経っても捨てられません。
いつか使うかもしれないと思いながら、実際にはいつまで経っても使わないものなら、思い切って捨ててもいいのです。
お金より、精神的豊かさを失うことのほうが、もったいないです。
部屋の空間の広さは、住む人の心にも影響を与えます。
空間が広いほど、精神的に余裕ができます。
部屋に、ものがたくさん置いてあることは、注意を払う対象も増えることです。
「この本はまだ読んでない。いつか読まないといけないな」
「この服、たたんでない。たたまないといけないな」
「机上が片付いてない。早く片付けないといけないな」
目の前にものがたくさんあると、部屋にいるだけでいろいろと考えてしまい、疲れます。
視野に入るだけでも「気になる」が増えます。
気になることが多いだけで、余裕が少しずつ削られるのです。
部屋がきれいでシンプルであるほど、注意を払う対象が減るため、自分の仕事に集中ができるのです。