「どこまで仕事は進んでますか?」
そう上司から聞かれたら、反省してください。
聞かれてから答えるのでは遅い。
すでに上司はしびれを切らしているでしょう。
もしかすると上司はちょっといらいらしているかもしれません。
仕事の進み具合を聞かれただけと思いますが、違います。
この質問の本当の意味は「連絡が遅い」「連絡ができていない」ということです。
上司はいつも部下の仕事が気になって仕方ありません。
上司から進捗を聞かれるということは、それだけ進捗の連絡できていないということです。
「どこまで仕事は進んでますか?」と聞かれたら、イエローカードです。
仕事の連絡は、小まめにするものです。
仕事ができる人になりたいなら、小まめな連絡が欠かせません。
小まめな連絡は手間がかかって面倒に感じるところですが、抵抗感をふり来て、きちんと心がけるのが正解です。
上司は、常に部下の仕事の進み具合が気になっています。
表向きは平静を装っていても、心の内では「あの仕事は今どのくらい進んでいるのだろう」と不安がっています。
そのため小まめに連絡したほうが喜ばれます。
上司は「今このくらい仕事が進んでいるのか」とわかって安心できます。
小まめに連絡したほうが信頼されます。
少なくとも連絡頻度は、少ないより多いほうがプラスに働きます。
上司から「わかった、わかった」と言われるくらい頻繁に連絡をしましょう。
連絡は「やりすぎ」と言われるくらいでちょうどよくなります。
「細かく連絡しすぎだよ」と言われるようになれば合格です。
連絡も仕事の1つです。
小まめに連絡するということは、きちんと仕事ができているということです。
小まめな連絡も、コミュニケーションの一環です。
連絡を通して上司と接することで、話しかける口実になり、コミュニケーション量を増やせます。
日頃からコミュニケーションを取っておけば信頼関係を結べます。
仕事にトラブルが発生したときも、スムーズに対処できるでしょう。
上司から信頼されるようになると、仕事のチャンスが巡ってきます。
連絡の頻度やタイミングをルール化しておくといいでしょう。
「適当なタイミングで連絡すればいい」と思いますが、なかなか難しいところです。
人間ですから、うっかり忘れることがあるもの。
特に忙しいときは忘れがちになることも多いでしょう。
気分によってタイミングにぶれが生じることもあるはずです。
そこでおすすめなのが「あらかじめルールを決めておく」というものです。
仕事の内容に合わせて「半日に1回」「1日に1回」「3日に1回」など、定期的にしておくといいでしょう。
決めたルールに従って連絡するだけなので、その都度考えるより楽に実行できます。
スマホやパソコンに備わっている「リマインド機能」を利用するのもアイデアです。
一度設定すれば、機械が連絡タイミングを知らせてくれるので確実に実行できるでしょう。
頼れるものには頼っておくことです。
文明の利器を利用することで、仕事力が向上するのです。