執筆者:水口貴博

仕事の神様に愛される30の方法

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価値のない雑用は1つもない。

価値のない雑用は1つもない。 | 仕事の神様に愛される30の方法

雑用は面倒くさい。

できれば雑用なんてしたくない。

雑用を面白がる人もいるかもしれませんが、実際は少ないでしょう。

「雑用なんてつまらない」

「雑用のために働いているわけではない」

「もっと華やかでやりがいのある仕事をしたい」

雑用を頑張っても、尊敬されず、キャリアにもつながりにくい。

雑用ばかりしていると、不満が募ってきます。

上司から雑用を命じられると、社員としての価値が低く感じる人もいるかもしれません。

しかし、雑用を軽視してはいけません。

価値のない雑用は、1つもないからです。

想像してみましょう。

もしあなたが担当している雑用を停止したら、どうなるでしょうか。

掃除、電話番、コピー取り、お茶くみ、資料整理。

しばらくは普通に過ごせるかもしれませんが、だんだん問題が表面化します。

掃除をしないと、ごみがたまり続けて散らかります。

誰かが電話番をしないと、業務が成り立ちません。

コピー取りをしなければ、資料を準備できません。

お茶くみをしないと、訪問客に悪印象を与えるでしょう。

資料を整理しないと、探すのが大変になり、無駄な時間が発生します。

くだらない雑用とはいえ、実際に放棄すると悪影響が出て、仕事に支障が出てくるでしょう。

最終的に業務が行き詰まり、停止に追い込まれるはずです。

小さな雑用とはいえ、業務に役立っています。

もしその雑用をやめてみて、何も業務に影響がないなら、無駄な仕事をしている可能性があります。

仕事に影響しない雑用なら廃止すべきです。

慣習や定例で行われている仕事は、無駄にもかかわらず「必要な雑用」と誤解していることがあります。

空いた時間や労力は、より大切な仕事に費やしたほうが建設的です。

雑用とはいえ、業務の円滑化に役立っています。

役割は軽微かもしれませんが、間違いなく役立っています。

簡単な仕事も小さな仕事も軽視しないことです。

地味で目立たない仕事かもしれませんが、業務に欠かせない仕事なのは間違いありません。

「雑用をしている」と思ったら「価値のある雑用」と言い換えてみてください。

雑用の響きがよくなり、印象もポジティブに変わるでしょう。

実際に価値があるのは事実です。

軽微な雑用であっても、きちんと真面目に対応しましょう。

「さて、今日も価値のある雑用を頑張ろう!」と思えば、気持ちが奮い立ちます。

世の中に、価値のない雑用は1つもないのです。

仕事の神様に愛される方法(9)
  • 「雑用をしている」と思ったら「価値のある雑用」と言い換えてみる。
本当に苦手なのか。
苦手と思い込んでいるだけではないのか。

仕事の神様に愛される30の方法

  1. 誰よりも早く出社すると、仕事の神様と仲良くなれる。
  2. いい仕事は、寝ることから始めよう。
  3. 仕事のスピードを上げるのは大切。
    仕事に取りかかるスピードを上げるのはもっと大切。
  4. 嫌いな人でも、きちんと挨拶をしよう。
    生理的に受け付けない人でも、挨拶だけはしておく。
  5. 「つまらない仕事」と思うのではない。
    「実は楽しい仕事」と思ってみよう。
  6. 生半可な取り組み方は、誤解や勘違いを生む原因になる。
    きちんと取り組んでこそ「本当の相性」がわかる。
  7. 神様のお願いを叶える人が、神様から愛される。
  8. 紙にメリットを7つ書き出せば、嫌でもモチベーションが上がる。
  9. 価値のない雑用は1つもない。
  10. 本当に苦手なのか。
    苦手と思い込んでいるだけではないのか。
  11. 手抜きには2種類ある。
    「普通の手抜き」と「上手な手抜き」。
  12. 仕事の順番は大切。
    ただし、こだわりすぎないこと。
  13. 上司から与えられた仕事だと思うから、やる気が出ない。
    神様から任された仕事だと思えば、やる気が出る。
  14. 長文メールは、嫌われる。
    喜ばれるのは、3行メール。
  15. ぎちぎちのスケジュールに快感を覚えるのではない。
    余裕のあるスケジュールに快感を覚えるのだ。
  16. 言葉や数字で説明できなければ、マイペースを把握しているとは言えない。
  17. 好きなことでも、たまには休憩が必要。
    いくら好きなことでも、毎日は飽きる。
  18. プロや一流を押し付けがましく語っていませんか。
  19. 偉大な仕事を成し遂げるプロセス。
  20. 「どこまで仕事は進んでますか?」と聞かれたら、イエローカード。
  21. 掃除をすると、仕事運が上がる。
    トイレ掃除をすると、もっと仕事運が上がる。
  22. 教えたがり屋に、一流はいない。
  23. 便利な通信手段に頼りすぎて「対面の重要性」を忘れていないか。
  24. 仕事をするときは、しっかり仕事をしよう。
    遊ぶときは、しっかり遊ぼう。
    休むときには、しっかり休もう。
  25. 「もっと頑張っている人がいる」というフレーズに潜むリスクとは。
  26. あなたに足りないのは「使命感」。
  27. 二流の人は、年上からしか学べない。
    一流の人は、年下からも学べる。
  28. スランプから抜け出すには、とにかく諦めないこと。
  29. 仕事がダメになるのが悪いのではない。
    ふてくされて無気力になるのが悪いのだ。
  30. 「生涯現役」を目指している人に、弱々しい人はいない。

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