執筆者:水口貴博

仕事の神様に愛される30の方法

27

二流の人は、年上からしか学べない。一流の人は、年下からも学べる。

二流の人は、年上からしか学べない。一流の人は、年下からも学べる。 | 仕事の神様に愛される30の方法

一流なのか二流なのか。

その違いが現れるのは「年上・年下から学ぶ姿勢」にあります。

二流の人は、年上からしか学べない

二流の人は、年上からしか学べないのが特徴です。

新しい上司が年下なら「勘弁してくれよ」と嫌がります。

大切な話であっても、相手が年下とわかれば、適当に聞き流します。

役立ちそうな本があっても、著者が自分より年下なら、買うのをやめます。

趣味で教室に通おうとしても、教室の先生が年下とわかれば、通うのをやめます。

「年下から学ぶなんてプライドが許さない」と思っています。

そういう人は、残念ですが、二流なのです。

たしかに年上のほうが、長く生きていて、キャリアも実績も豊富でしょう。

博識で、貫禄かんろくがあり、頼りがいがあるでしょう。

しかし、年上からしか学べないというのは、注意が必要です。

年下を排除すると、年上しか学べなくなるため、学べる対象が大きく狭まります。

学べる対象が大幅に減少します。

また、年上からしか学べないということは、年を重ねるにつれて、年上が減ることになるため、学べる範囲も狭くなります。

いくら勉強熱心な人でも、著しい偏りが生まれてしまいます。

年下だからといって学ぶことがないと思っているなら誤解です。

年下であっても、自分が経験していないことを経験していることがあるでしょう。

年下が自分より優れていることは、よくあること。

それを認めようとしないのは、成長の重大な機会損失になります。

そのため、成長も二流で止まってしまうのです。

一流は年下からも学べる

一流の人は、年下からも学びます。

年齢は、単なる数字にすぎません。

自分より生きている時間は短いかもしれませんが、自分にない知識や経験を有している可能性は十分あります。

若いからこそ、若い感性もあるでしょう。

いつまでも若々しく生きたいなら、年を重ねるにつれて、若い人との接触が大切です。

一流は、年上からはもちろん、年下からも学べます。

年下からどんどん吸収していくので、時代の変化についていくことができます。

年齢を重ねても、若い感性を保つことができます。

出会う人すべてから学ぼうとするので、どんどん成長していける。

だからますます一流になっていくのです。

一流を目指すなら、年下だけでなく、年上からも学ぶようにしましょう。

若い人の話に耳を傾けましょう。

「年下の先生」「年下の師匠」を持ちましょう。

余計な見栄やプライドはさっさと捨ててしまいましょう。

どれだけ成長できるかは、若い人から学べるかどうかで決まります。

年下に対しても「教えてください」と頭を下げることができる人は、その時点で、すでに一流なのです。

仕事の神様に愛される方法(27)
  • 年上だけでなく、年下からも、学ぶようにする。
スランプから抜け出すには、とにかく諦めないこと。

仕事の神様に愛される30の方法

  1. 誰よりも早く出社すると、仕事の神様と仲良くなれる。
  2. いい仕事は、寝ることから始めよう。
  3. 仕事のスピードを上げるのは大切。
    仕事に取りかかるスピードを上げるのはもっと大切。
  4. 嫌いな人でも、きちんと挨拶をしよう。
    生理的に受け付けない人でも、挨拶だけはしておく。
  5. 「つまらない仕事」と思うのではない。
    「実は楽しい仕事」と思ってみよう。
  6. 生半可な取り組み方は、誤解や勘違いを生む原因になる。
    きちんと取り組んでこそ「本当の相性」がわかる。
  7. 神様のお願いを叶える人が、神様から愛される。
  8. 紙にメリットを7つ書き出せば、嫌でもモチベーションが上がる。
  9. 価値のない雑用は1つもない。
  10. 本当に苦手なのか。
    苦手と思い込んでいるだけではないのか。
  11. 手抜きには2種類ある。
    「普通の手抜き」と「上手な手抜き」。
  12. 仕事の順番は大切。
    ただし、こだわりすぎないこと。
  13. 上司から与えられた仕事だと思うから、やる気が出ない。
    神様から任された仕事だと思えば、やる気が出る。
  14. 長文メールは、嫌われる。
    喜ばれるのは、3行メール。
  15. ぎちぎちのスケジュールに快感を覚えるのではない。
    余裕のあるスケジュールに快感を覚えるのだ。
  16. 言葉や数字で説明できなければ、マイペースを把握しているとは言えない。
  17. 好きなことでも、たまには休憩が必要。
    いくら好きなことでも、毎日は飽きる。
  18. プロや一流を押し付けがましく語っていませんか。
  19. 偉大な仕事を成し遂げるプロセス。
  20. 「どこまで仕事は進んでますか?」と聞かれたら、イエローカード。
  21. 掃除をすると、仕事運が上がる。
    トイレ掃除をすると、もっと仕事運が上がる。
  22. 教えたがり屋に、一流はいない。
  23. 便利な通信手段に頼りすぎて「対面の重要性」を忘れていないか。
  24. 仕事をするときは、しっかり仕事をしよう。
    遊ぶときは、しっかり遊ぼう。
    休むときには、しっかり休もう。
  25. 「もっと頑張っている人がいる」というフレーズに潜むリスクとは。
  26. あなたに足りないのは「使命感」。
  27. 二流の人は、年上からしか学べない。
    一流の人は、年下からも学べる。
  28. スランプから抜け出すには、とにかく諦めないこと。
  29. 仕事がダメになるのが悪いのではない。
    ふてくされて無気力になるのが悪いのだ。
  30. 「生涯現役」を目指している人に、弱々しい人はいない。

同じカテゴリーの作品

4:04

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION