「驚いたら負け」と思っている人がいます。
こうした言動に心当たりのある人は要注意です。
素直な自分の感情を抑えつけています。
心の中で「驚いたら負け」と思っていなくても、無意識にそうした振る舞いをしていることもあるでしょう。
「驚いたら負け」と思っている人は、楽しい人生を送れません。
素の自分を抑えていることになるからです。
簡単に驚くと、幼稚に見られたり自分が安っぽく思われたりして、抵抗を感じるかもしれません。
ここに誤解があります。
驚くということは、感動するということです。
驚くことも感動の1つです。
感動とは「心が動くこと」であり、驚くことをいいます。
驚きを抑えるというのは、感動を減らすということです。
素の自分を抑えていると、感動することがなくなります。
結果として、人生の明度と彩度が低下するのです。
「驚いたら負け」という考え方はやめましょう。
驚きにくい人になるのではありません。
驚きやすい人になるのです。
驚きやすい人は「感動しやすい」ということです。
感動はすればするほどいいものです。
いつまでも心を若々しく保てます。
小さな喜びや嬉しさにも敏感に感じることができ、刺激のある人生を送れます。
感動しやすいということは、人生を楽しみやすいということです。
驚きやすい人には、感動の人生が待っているので、人生を楽しく生きることができます。
驚きやすい体質になることで、人生の明度と彩度が高まり、色鮮やかな日々になります。
ちょっとしたことでも驚ける人になりましょう。
「驚いたら負け」と考えるのではありません。
「驚くが勝ち」と考えることです。
「すごいですね!」
「わあ、驚きました!」
「目からうろこが落ちました!」
驚きやすい人になることは正直な自分になることです。
感情を表に出すことは、素直な自分を表現することになります。
素の感情を表に出すことで、人間味にあふれた人になれます。
驚きやすい人には、感動的な人生が待っているのです。