逃げ切れないことがあって困ることがあります。
逃げても逃げても追いかけてくる。
どんなに逃げても振り払えない。
「もうダメだ。これは逃げ切れない!」
あるとき、逃げ切れないとわかることがあります。
逃げ切れないとわかったら、やるべきことはただ1つです。
真っ向から立ち向かいましょう。
開き直って立ち向かうのがベストの戦略です。
逃げたところで仕方ありません。
逃げたところで、不毛な努力で終わるだけです。
逃げるにも時間と労力がいります。
逃げている間ずっと時間や労力が消耗され続けることになり、何の実りもありません。
まったく建設的ではありません。
しかも逃げれば逃げるほど、弱気の心が大きくなるため、ますますストレスが大きく感じるようになります。
悪いことばかりでいいことはありません。
逃げ切れないなら潔く諦めましょう。
思い切って開き直り、真っ向から立ち向かっていくのが得策です。
開き直って立ち向かうと、不思議なことが起こります。
不安と恐怖が半減します。
やる気と勇気が倍増します。
不快感が快感に変わります。
ネガティブ思考からポジティブ思考に切り替わります。
「逃げの姿勢」から「攻めの姿勢」に変わるからです。
攻めの姿勢になると、覚悟ができます。
びしっと気持ちが引き締まり、潜在的なパワーが湧き出るようになっています。
あれほど怖かったことが、逃げるのをやめて立ち向かうと決めた瞬間から、不思議と怖くなくなります。
あれほど不安だったことが「なんだかいけそうな気がするぞ」と思うでしょう。
別人に生まれ変わったかのように、心も体もパワフルになれます。
面倒くさい仕事があって逃げ切れないとわかれば、話は早い。
覚悟を決めて、逆に立ち向かっていきましょう。
こちらから飛び込んでいくのです。
さっさと着手したほうが、その分だけ早く終わります。
逃げ切れない宿題があるなら、余計な悪あがきはやめて、今すぐ取りかかりましょう。
いざ覚悟を決めるのです。
積極的な心があれば、頭の回転もよくなって、集中力・記憶力・思考力が高まります。
早めに取りかかるほうがやる気もスピードも出て、早く終わります。
面倒くさい人間関係があって、逃げ切れないとわかれば、逆に立ち向かいましょう。
自分から話しかけ、自分から働きかければ、積極的な姿勢が伝わります。
ストレスに負けないで対処できるでしょう。
あなたの熱意と意欲が伝われば、相手の態度も変わり、人間関係の形がよくなります。
時には開き直ることも大切です。
攻めの姿勢になると弱い心が吹き飛びます。
まさしく「怖いものなし」の状態になります。
逃げ切れないとわかったら、逆に立ち向かっていきましょう。
逃げるのをやめて、覚悟を決めて、ファイティングポーズを取ることです。
攻めの姿勢になると、改心のパンチを繰り出せるでしょう。
分厚いと感じた壁が、意外とあっさり崩れ落ちるのです。