我慢をすると、たいてい失敗します。
精神的に抑え込んでいるということであり、後からそれがどこかで噴き出してしまうのです。
ただやみくもに我慢をするのは、その人の性格を悪くさせてしまい、精神的に貧しくさせてしまいます。
たとえば女性は、ダイエットを好き好んでやりますが、そのほとんどが失敗します。
それは「ダイエット=我慢」だからです。
我慢に我慢を重ね、一時的に体重が減ったとしても、緊張の糸が切れると我慢していた分が噴き出してリバウンドとなります。
元どおりとなるのです。
ダイエットしなくても日頃から痩せている人は、ダイエットをしている人が我慢していることを我慢と感じていないのです。
たとえばダイエットでは、運動することが大切だといわれています。
運動をして新陳代謝をよくしておくと、カロリー消費につながり、痩せることができます。
この運動によってダイエットをする人は、我慢をしながらいやいややります。
いやいや運動をして、運動によってつらい気持ちになり、精神的なストレスをためてしまいます。
しかし、もともと痩せている人は、ダイエットをしている人が我慢をしながらやっている運動をいつも当たり前の習慣にしています。
本人はそれを運動だと意識もせず、習慣になっているがゆえに体を動かして当たり前という気持ちでいるものです。
我慢と感じていないため長続きし、ストレスもたまるどころか発散できます。
だから痩せているのです。
我慢をするから、ダイエットは失敗します。
ダイエットに限らず何でもそうですが、勉強や仕事も同じことが言えます。
我慢しながらしていることは、最初は続きますが、長期で見て、どこかで限界に達します。
我慢をすればするほど、ストレスがたまります。
我慢は、ストレスがかかるだけでなく、本人の性格まで悪くさせます。
我慢をしている人に限っていつも愚痴ばかりを漏らしています。
「面倒」
「自分はこんなに努力しているのに、あの人はいつも痩せている」
「自分にはやはりできないんじゃないか」
ネガティブな言葉を口に出すようになります。
自分の目標を達成するときに「我慢をしながらやる方法」ではなく「楽しみながらやる方法」を見つけることがポイントです。
「我慢しながらやる方法」は途中で挫折し失敗に終わりますが「楽しみながらやる方法」は長続きし成功できる仕組みなのです。
頭がいいとか才能があるは実はほとんど関係なく、この法則に乗るかどうかだけの違いなのです。
あなたが女性でありダイエットをどうしても成功させたいと思うなら、我慢をしない方法を見つけましょう。
決して「効果的な方法」ではなく「楽しみながらやる方法」で選ぶことを間違えないでください。
「効果的な方法」は、効果はあっても、我慢が伴っていれば、やはり長続きはしないのです。
はじめの選択で間違えれば、失敗か成功は目に見えているのです。