食への誘惑を、我慢するか、回避するか。
それが問題です。
結論から言えば、どちらも大切であり必要です。
ただし、それぞれ公平に心がけるのではなく、比重の置き方に差があります。
ダイエットに失敗する人は、誘惑を我慢しようとします。
もちろん誘惑を我慢するのは素晴らしいこと。
食の誘惑によって食欲が湧いても、意志の力で振り払います。
誘惑を振り切ればダイエットは成功しますが、実際はなかなか大変です。
我慢には、強い精神力が必要です。
確実に我慢できるとは限りません。
精神力が弱っているときは、欲求が抑えきれず、誘惑に負けることもあるでしょう。
なにより我慢は、ストレスになります。
我慢をするたびに、ストレスがたまります。
ある程度ストレスがたまれば、いらいらに変わります。
我慢には限界がある。
誘惑を我慢で乗り越えようとすると、いつか限界に達して、ダイエットに失敗しやすくなるのです。
我慢による対処は1つの方法ですが、誰でも簡単にできる方法ではないため、注意が必要です。
我慢より、もっと効果的な誘惑の振り切り方があります。
それが、回避です。
ダイエットに成功する人は、誘惑を我慢ではなく、回避しようとします。
そもそも誘惑があるような場所や機会を回避します。
誘惑がありそうな機会や場所を回避します。
そもそも誘惑を回避すれば、誘惑に惑わされることがありません。
精神力が弱くても、誘惑を回避すれば、誘惑に負けることもなくなるのです。